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人魚を探すために僕らができること②

「ち、ちょっと…………誠……っ……周りに皆がいるのに……っ……あっ……んんっ…………」 「―――んっ…………どうせ―ー寝ているから大きな声さえ出さなければ……んんっ……平気だ」 と、周りに他のニンゲン達や眠りについている仲間達がいる事などお構い無しといわんばかりに僕の勃起しきった肉棒を咥えつつ舌を上下させながら淡々と誠は小声で言ってくる。 だけど、僕としては気が気じゃないーーー。 先程のインプとの戦いで疲れ果てている他の仲間達や白い毛に覆われた背中にある赤目が完全に閉じきっていてグッスリと寝ていると一目で分かるホワリンならばまだしもーーー他のダイイチキュウから来たニンゲン達はいつ目を醒ましてもおかしくはないのだ。 「優太…………余計な事は考えずーーこっちに集中しろ……っ……そろそろペースを上げるぞ……んんっ……んむっ……」 「で、でも……っ…………」 僕が辺りに訪れる異変に気づいて誠に伝えようとするのに―――今やってる卑猥な行為を止めようとしてくれない。よほど、興奮しきっているのか中途半端に終わらせたくはないのだろう。 まあ、それは興奮しきって ビクッ、ビクッと体を震早生てしまう程に感じて喘ぎ声をあげている僕もしても―――同じなのだけれど。 (それにしても……どこからか―――視線を感じる……っ……) と、不安に思っている間もなく―――、 「んっ……んあっ……き、気持ち……いいよぉっ……もう……もう……イッちゃう……っ……」 ドピュッ………… ブピュ……ドピュッ…… 誠の口の中に―――溜まりに溜まってしまっていた白濁液を勢いよく放ってしまうのだった。 ―――気のせいか、先程よりも視線が粘っこく強いものになったような気がした。

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