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第11話

ヤマト視点 ++++++++++ 綺麗な彼が大きな声を上げて、ボクの口の中に"ドロッ"とした熱い物を出した。 ボクはそれをそのまま飲んだ。 よく分からないけど、別に嫌ではなかった。 だって、彼から出て来たものだからね。 それにね、何だか不思議と飲みたくなる、独特な"甘い"味がしたんだ。 んー……お母さんが、ボクが風邪を引いた時にくれる薬みたいな味? そしてボクは何だかドキドキして、くったりした彼の白い身体から目が離せなかった。 ピクピク震えているから、ボクは"ぎゅ!"って彼を抱いて、手で撫でた。 そして震えが止まった彼は、泣きそうな感じで抱き付き返してくれた。 良かった! ボクが嫌いじゃないんだ! ……あの時……は、急に白いお漏らしして、恥ずかしくなったんだね? 主に朝だけど……ボクもたまに白いお漏らししちゃうんだ。 そうするとね、ヤトかペルが舐めて、吸ってくれるの。 ね、大丈夫だよ? ちゃんとボクが舐めて吸ってあげたからね。 だからもう泣かないで? 「ん、ちゅぶ、ちゅぷ……ちゅぅちゅぅ……」 「へ!?」 最後の仕上げに、ボクはまた舐めて吸って上げた。 ああした後は、ペニスにこうすると良いってヤトとペルが教えてくれた。 あのね、二人はボクの頭の中にたまに直接話し掛けてくるんだ。 ポツポツとした言葉だけど、ボクも考えれば伝わるみたいで、会話っぽくて出来ると嬉しい。 そして仲直りの意味も込めて彼のペニスの輪郭を舌先でなぞって、綺麗にしていたら…… ―…………トロ…… ―……あれ? 彼を綺麗にしていたら、ボクのから透明な汁が出てきちゃった……。 何でだろう? 「ヤ、ヤマト様……それっ……」 「?」 彼がボクの腰に巻いている布が濡れたのに気が付いたみたい。 まぁ、布を押し上げているから目立つよね。 キツイし、濡れてこれ以上染みが広がるのは嫌だから出しちゃお。 ―ぷる…… 布の中からペニスを取り出すと、にゅ、と長さが増えたみたいだ。 そして"ひくん"と一揺れして、先端の窪みから透明な汁が溢れた。 "トロ……ツツツ……"と地面に落ちて、そこに染みが出来る。 ボクのそんな様子を彼が、顔を真っ赤にして凝視していてちょっと驚いた。 喉が"コクン"って、大きく動いたのが見えた。 そしてそんな透明な汁を零し続けるボクのペニスの前に、彼がしゃがんだと思ったら…… 「……こ…………今度は、俺が……」 ―ちゅ…… あれ? 彼が、ボクのを? 「……ンぁ……っ。ヤマト様……の……先走り……」 綺麗にしてくれるの? 「おっきぃ……口に入りきらない……ンンっ……」 白くないのに、ちゅうちゅう、ぺろぺろを丁寧にしてくれるの? 「はっ……はぁ、はぁ……ちゅ、ちゅ……ちゅぶっ……れろ、れろ……んんっ……ん~~ん、んっ……ヤマ、ト……さまぁ……」 「…………」 シてもらってる間、ボクは彼の頭を何度も撫でた。 柔らかで滑りの良い髪の毛。 撫で続けたら、彼の舌の動きがどんどん大胆になった。 口の周りに泡が出来てるのも構わないで、ボクのペニスを口でゴシゴシしてくれてる。 ―……とっても気持ち良いけど、何で? そんな事を気持ち良くなる中で、ぐるぐると考えていたら、ボクのペニスが大きく膨らんで、下のタマがグンと上がったと思ったら…… 身体の奥から熱塊がペニスの中を通って、どうしようもなくて吐き出してしまったんだ……。 ―びゅる……!! びゅるるるる……! 「……ぅ、うぁ、あああっ!!」 「!!!」 彼がボクの口の中にドロっとした物を出した様に、ボクも出しちゃった……。 「……はー、はー……はぁ……はぁ……」 「ん、ん……はぁ、はぁ……はぁ……っ」 彼の口の端から、飲みきれなかったと思われる白い液体が流れ出てる。 それを彼の紅い舌が伸ばされ、届く範囲が舐め取られていく。 彼の中に消えていく白い液体。 ボクが…………出した物だ。 初めて、こんな出し方をした……。 そして嬉しそうな笑顔を向けてくる彼を見て、痛いくらいのドキドキが、止らない…………。 止らないんだ…………

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