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第18話

ラシェル視点 ++++++++++ 今日は色々な事があったな……。 でも、ヤマト様を城に連れて行けるのは正直嬉しい……。 ヤマト様と過ごせる。 これから色々な彼を見れると思うと、胸が熱く高鳴って……。 「……あ」 ……おっと。弟に今日の分の"一言"を出さないと……拗ねられては困るからな。 『勇者様と従者の方々と城に帰る』 俺は捜索の旅に出てから弟に日課にかせられた今日の一言を特別製の魔石の板に、魔力を乗せた指先で書いて送った。 それから前をあわせる様な寝巻き用の服を直し、簡易の寝床に入ろうかとした時、外から声が聞こえた。 「……ラシェル……」 この声は! 「ヤマト様!?」 何故こんな夜更けにヤマト様が……? この俺のテントに何事も無く近づけるなんて、普通は有り得ない。 これでも一応王族だし、強力な防護壁を用いている。 しかし"勇者"様達は特別な体質らしく、"防護壁等を勝手に中和してしまう"能力があるのだ。 まぁ、そんな訳で……俺はヤマト様だと確信しているから、テントの出入り口の布ずらした。 「ラシェル!」 案の定、笑顔のヤマト様が居たので、俺は彼を中に入れた。 こんな夜に俺に何の用かは分からないが、来てくれただけで嬉しい。 そして布が元に戻る音が聞こえたと瞬間、俺はヤマト様に抱きつかれ熱心な"ペロペロ"を受けるはめに……。 「ラシェル……ちゅ、ちゅ……んぁ、あ……ちゅ、ちゅ」 「ヤマト様? ふふ……くすぐったいです……」 ……本当、何を考えて……どんな気持ちで俺の所に来てくれたのですか……? 言葉が通じないのがもどかしいです。はぁ……。 「ラシェル、トクベツ!」 「……?」 ヤマト様が俺の名前以外の言葉を発した。 "トクベツ"……? よく分からないが、少し頬を染めた笑顔のヤマト様が言う言葉だから、多分悪い意味じゃないんだろう。 俺はその顔を見ていて、スルリ……、と行動を起した。 「もう遅いですし……。ここで休まれますか?」 言いながら、寝床をポンポンと叩いた。 ……添い寝。 思わず誘ってしまった……。 しかしヤマト様は俺の突然の言葉に、笑顔で頷き、俺の手を取って簡易の寝床に入り、俺を正面から抱き締めて寝てしまった。 寝る入るの早い……。無防備過ぎる……。でも、そこが可愛い。 黒い……もう少し艶の欲しい髪。それは手入れすれば解決だな。 意外と長い睫毛に、直線的な眉。低すぎない鼻梁、薄い……少し半開きなのが可愛く感じる朱の唇……。 肌の色は俺達の様な白ではなく黄色が強く、肌理が細かい。張りも強そうだ。 ……ああ、穏やかな時間……。 ヤマト様と知り合ってまだ間もないけど、もっと仲良くなりたい……。 そして俺は抱き締められている事が嬉しくなり、上機嫌で瞳を閉じた。 ―……しかし、何でこうなっているんだ!? 「……ん、ひゃ、ぁ……!?」 「ちゅぅ……ちゅくちゅく……」 寝ぼけて……左胸の乳首をヤマト様が、吸っている……!? ぷちゅぷちゅと口を細かく動かして、"じゅッじゅッ"と強く吸われる。 「~~~!??」 混乱して、思わず有らぬ声が出そうになった。 何と、寝巻きのあわせが開かれ、俺の胸が全面が晒されていたのだ。 そして俺が混乱している中で、母乳を催促するように乳首の上面を舌で押すように擦られ、ベロベロと幾度も舐められる。 ―……ヤマト様は寝ぼけているんだ!!!! 俺、という、人肌に触れて休む事で、自分の母親の乳……を求めて……。 その事を考えると、やはりヤマト様はかなり幼い頃にこの世界に召喚され、中身が育たない形でここまで成長されたのだと行き着く。 俺は現状が恥ずかしいが、その事を考えるとどうしたら良いのか、正直混乱してしまう。 今の行為を受け入れるべきか、拒絶するべきか……。 一番は優しく教えて、導いてやるのが良いだろう。 でも、それをするのに、ヤマト様のあの状態では……。 ヤマト様と上手く意思の疎通が出来ないこの状況では、すれ違いや誤解が生まれてしまう可能性がある。 それに、俺のこの考えも正しいか分からない。 だから、戸惑い、躊躇してしまう。 でも、だが、こ、この状況は……! 「んぅ……ん~……ちゅちゅ……じゅ、じゅ……」 「~~~ッ、は、はぁッ、っくぅう……!」 どうして……下半身に熱が溜まって、ペニスが布を押し上げている……。 やはり長旅で……こういう刺激に疎くなった分、僅かな刺激で身体が勘違いしていくのか。 お、俺は……正直、乳首が弱い。 それは弟のせいである。 弟は乳母が居たが、母親に構って欲しい感情を俺に求めたんだ。 俺から乳離れさせるのには、ちょっと……いや、大分手間取った。 だって、それは俺が十二歳……弟が八歳の時まで続いたのだ……。 まだまだ幼い頃、乳母や、誰も居ない所で弟は俺の乳首を「ちゅー、ちゅー、ほしぃのっ」と泣き顔で求めてきた。 こ、断れなかったんだ……。しかも俺が弟の泣き顔に弱いのを見抜いてか、泣きそうな顔で可愛らしく強請って来るのだ……。 毎回、それに白旗を揚げ続けた俺は、お蔭で乳首が敏感になってしまった……。 そして弟に出ない乳を吸われている時に、下半身に"ムズムズ"とした熱い違和感を感じた時、これ以上は駄目だと……。 俺は生活の場を"学生寮"に変えたのだ。弟は泣き叫んだけど、何とか納得させた。ここで譲るわけにはいかなかったんだ。 譲れない戦いがそこにあったんだ!!! ……まぁ…………そうなった俺が、今……ヤマト様に乳首を求められれば、どうなってしまうかと言うと…… 「た……、勃って……きてるぅっ……」 先程より服の中で熱く硬度を増させて、正直キツク、痛い……。 このままでは先端が濡れて、ベトベトになってしまう。 そしてヤマト様の乳吸いは終わる気配が無い……。 ―……と、ともかく……ふく……服、を、……濡らす訳にはいかない……! 「っく!」 俺は羞恥心に苛まれながら、袷を開いて下着を大きく下げ、ペニスを取り出した。 手で握ると"トロリ"とした熱い液体が、早くも零れてくる……。 そしてヤマト様が乳の出ない左の乳首を諦めて右の乳首に強く吸い付いた時、 ―じゅじゅうッ!! 「……ぁッ……!」 ……"ビクン"と俺のペニスが大きく震え、育った内部に熱く駆け上がるものを感じた……

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