ラシェル視点 ++++++++++ 「―……やだっ……！」 吐き出し、ヒクついているペニス。 「ぃ、ぃやぁっ……だ……」 ヤマト様の視線がソコに集中している。 じわじわと窪みに液体が再び満たされていく。 そして俺の手を解放してペニスを咥え、撫でる様な舌使いでヤマト様は俺のを舐め始めた。 内腿を開くように脚を押さえられ、無防備に晒されたペニスを愛撫される。 俺はとっさにヤマト様の頭を掴み、与えられる行為に悶えた。 これ以上はダメだと……そう思っていたのに、俺は結局ヤマト様の口内に精を放出してしまった。 出会って間もないのに、こういう行為におちいる事が恥ずかしい反面、触れてもらえる事に悦びを感じてしまうのだ。 でも、今の俺は涙を流しっぱなしで……。 やはり申し訳なさと不甲斐なさで、涙が止まらない。 俺の吐き出しが終わり、ヤマト様が最後の吸い上げをされてペニスを口から出されたら、自分はどうするか……俺はもう決めていた。 その為に俺は胡坐をかいているヤマト様の腰布を取り、中央に顔を埋て彼の完全に起ち上がっているペニスに舌を伸ばした。 「ん、んっ……ぐすっ……ひぐっ……ちゅ……じゅる……じゅる……。は、は……、んじゅ、じゅ……」 ヤマト様のペニスを舐めながら、新しい涙が出て来る。 自分の涙で塩っぽくなるペニス……。 やっぱり長大で全部は含めないから、出来る所まで頑張ってみた。 乱れた寝巻きを着たまま、ヤマト様に奉仕する。 その間、"ペチンペチン"と早くも俺の腹を打つ、自身にこの行為への興奮具合が丸分かりだ。 「ン、んちゅ、ちゅ……れろれろ……」 窪みにちゅうちゅう吸い付いて、くちゅくちゅと舐める。 独特な味とヌルヌルが舌に纏わり着いてくる。 そしてそれらを潤滑油として、口で出来る限り奥までのみ込み、扱いた。 こんな状況だけど、俺でここまでなってくれたのが嬉しい。 そして俺の行為を受けて、ヤマト様も俺の口内に精を放ってくれた。 俺は下半身の前後の甘い疼きを強く感じながら、ヤマト様のものを喉を鳴らして飲んだ。 ヤマト様のこれが、俺の……口ではなく中にキたら、どうなるのだろう……？ ペニスを咥えて飲み、舌で形をなぞりながら、俺は体内に挿入された時の事を想像して腰が自然と揺らいだ。 ヤマト様のを口で扱いている間、そっと自分の物を握り扱いて、俺は自分のは寝床の隣りに用意しておいたタオルを思い出し、それに吐き出した。 口内に出されたヤマト様のを飲みながら、自身のを吐き出す感覚に全身が疼くように痺れる。 全身に力が入り、抜ける時に頭の中が蕩けて白く染まった。 どこかもどかしい快感に浸りながら、俺はヤマト様の白濁を飲みながらイった。 「……ン、は……はぁ、はぁ……」 それから吐き出しが終わり、俺もペニスを咥えるのを止めた時、白濁した唾液と熱い吐息が漏れた。 口の端から流れる液体……。 ポタポタと数滴、布の上に落ち、ゆっくりと滲み込みそこを変色させた。 舌で口端のものを舐めとりながら、布の上に落ちたものを勿体無く感じてしまう。 そんな俺を、ヤマト様は再び抱き締めて…… 「ラシェル、トクベツ……オヨメサン」 ……と、微笑みながら言われた……。 "トクベツ……オヨメサン" これは……どんな意味がある言葉なのか……。 ああ、ヤマト様、俺は早く貴方ともっと色々分かり合いたいです。 分かり合って、そして…… そして、俺は……貴方と……