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【2】-6 ※R18

「ああ、ハル……。最高だ。俺はハルに夢中になりそうだ……」  泣きながら晴は、どうして……と、誰に問うともわからない疑問を心に浮かべる。  どうして、ぼくは……?  やがて男は、再び晴の中を蹂躙し始めた。  途中で腕の戒めを解かれても、もう抵抗する気力はなかった。男のなすがまま、身体を預けて喘ぎ続ける。 「あ、あ……、あぁん……! あ…、や、ぃ……っ」  泣きながら首を振ると、二度目は優しく、男は動きを緩めた。そして嬉しそうに笑った。 「本当に、まだ慣れていないようだ」  そして、不慣れな身体にゆっくり手ほどきでもするように、晴の感じるところを探り、官能を教え込もうとする。 「あ、あぁ……いや、そ、こ……」 「ここもか? ハルは感度がいいな。身体中いいところばかりじゃないか」  嬉しそうに声を弾ませ、指や舌を使って晴の身体を調べ尽くす。  男の楔に奥も手前も擦られ、含んだまま小刻みに揺らされて、淫らな快楽を知る。身体の中も外も感じる場所をことごとく探し当てられて、晴は何度も甘い声を上げて啼き続けた。 「ん……あ、ああ……」 「ハル、本当に可愛いな。ハル……」  深い愉悦の中で、強く突かれながら三度目を放つ頃には、晴はもうこの快楽に落ちてゆくことになんの躊躇いも見つけられなくなっていた。  汗に濡れ、官能の激しさに身を焦がし、耐え切れずに腰を揺らして男の喘ぎを引き出しながら、夢中になって何度も絶頂の高みに駆け上がっていった。

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