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「さあ、せっかくの馳走が冷めてしまうよ。お食べ」  すっかりむくれてしまった真尋を(なだ)め、弓月は食事を勧める。どうやら彼は理由を明かす気はないらしい。  そして真尋は上手くはぐらかされ、その日も弓月の馳走になった。そして次の日も、また次の日も、真尋は夜も深くなる頃に弓月の屋敷に赴くのが日課になった。 泥棒は常連さん? ・完

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