39 / 48
5
「さあ、せっかくの馳走が冷めてしまうよ。お食べ」
すっかりむくれてしまった真尋を宥 め、弓月は食事を勧める。どうやら彼は理由を明かす気はないらしい。
そして真尋は上手くはぐらかされ、その日も弓月の馳走になった。そして次の日も、また次の日も、真尋は夜も深くなる頃に弓月の屋敷に赴くのが日課になった。
泥棒は常連さん? ・完
ともだちにシェアしよう!
fujossyは18歳以上の方を対象とした、無料のBL作品投稿サイトです。
39 / 48
ともだちにシェアしよう!