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第31話

「昨日もさっきも冷たくしてごめん。」 「ぅ、んんっ!」 歩の中に指を忍び込ませる。 優しく中を擦り、キスをした。 「瑛人に嫉妬してたんだ……」 「…………あ、ァ……!」 俺、酷かったよな…… 「ごめんね。許して……」 「んぁっ!や!ダメ……」 奥まで指を入れると、歩は涙を零した。 「…………感じてる顔、可愛い。」 「……ッ!可愛くな……アァっ!!」 可愛いよ。今すぐ抱きたい位…… 「一人でしてた時、何考えてたの?」 「は、はぁ……」 快感に悶える歩が可愛くて堪らない。 「…………俺の事?」 歩はジッと俺を見つめた後、小さく頷いた。 ………………どうしよう。 歩が可愛い。 「あっ!あぁ……!」 「こんな風にされるの、想像しながらした?」 「は、葉月……」 「うん……?」 そんな涙目で見つめられたら理性が持たない。 「お前が好き……」 蕩けそうな表情で言われて、我慢が出来なくなり、指を引き抜く。 「…………好きだよ。歩。」 キスしながら、昂ぶってるものを歩の中に埋め込んだ。

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