36 / 51
35(☆)
男は、恐怖で固まる僕の白いシャツを乱暴に捲り上げる。
「やだぁっ、やめて…っ!」
僕は叫んだ。
「叫んだってダメだよ。今回はカメラを3台も用意したんだ。今日の為にね。ハァ、あぁ、やっぱりきみの体は綺麗だ。あの日は、触らせてもらえなかったからね、どうしても触りたかったんだよ」
「い、いや、やだ…」
後ずさる僕の足を掴んで引き戻し、シャツを剥ぎ取られた。
汚らしい手が僕の胸からお腹を這い回る。
「ハァハァ、素晴らしい肌触りだ。陶器のようにすべすべだね、空くん」
「やぁ…っ、さ、触らないで…!」
「さ、触るのは嫌かい?じゃあ、舐めてあげるよ!!」
男は胸の突起をぺちゃぺちゃと音を立てて舐め始める。
「あぁんっ、やぁっ、やだぁ、やだぁっ!」
ぬめっとした舌の感触に身震いする。
嫌なのに快楽を感じてしまう自分の身体が恨めしかった。
もう片方の胸の突起をきゅっと摘まれた。
「ひゃぁんっ、やぁん」
「ひゃぁんだって!?ハァハァ、なんて可愛い声なんだろうね!」
舌と指でしつこく胸を弄られる。
「やぁん、ゃ、ぁ、んやっ、も、やめて…よぉっ」
ともだちにシェアしよう!