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第11話
スレンダーで僕っ子で、恥ずかしがり屋の女の子なのか?
「ペロペロって舌で舐めて。――硬くコリコリしてくるからさ、早くぅ」
駄目だ。スレンダーな奥ゆかしい女に見える。
顔は俺の好きな漫画のあの子に見えてきた。
おずおずと舌をだすと、「上手だね」と褒められた。
硬くなった乳首を、甘く噛むと艶を含んだ声が漏れた。
「もう。噛んでいいとは言ってないのに。……躾がなってない」
「あっぐっぅぅぅ」
力いっぱい握られて、先端を爪で深くグリグリと押さえつけられた。
「今から僕が、この皮を剥いてあげるから。その間、ここにも指を一本ほぐしてあげるね」
僕っ子に縛られて、リードされてる。
やべえ。俺は強い男だと自負していたのに、快楽の前でこんな腑抜けに……。
「返事は?」
「くぁっ」
ペンっとちんこを叩かれて思わず悲鳴を上げてしまった。
僕っ子、超Sじゃねえか。
「お前、この、エロいことはよお、ちゃんと互いの目を見てやらねえと駄目じゃねえのか」
「う」
「結婚を前提にって言うなら、お前だってさあ」
「まずは体からって言ってるでしょ。静かにしなよ」
「んんんっ」
何かを口に押し込まれ、声を我慢させられた。
吐き出そうともがいていると、ちんこが再び掃除機に吸い込まれる。
って、掃除機じゃねえ。これって、僕っ子の口か。
もしかして、バキュームフェラってやつか。
ジュボジュボと卑猥な音と共に口から抜き差しされ、頭が真っ白になる。
やべえ。ちょっと痛いし、毛を巻き込んでるのに、それも気持ちがいい。
ちんこと皮の間に舌が侵入してきた瞬間、生理的な涙と共に身体が大きく揺れた。
「んんんんっ――!」
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