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第62話
「ね? 僕の先輩、格好いいでしょ」
「あ……うん。驚いちゃった。真面目ねえ」
「明昌くん、こんな格好いい先輩、どこで見つけたのよ」
明昌に抱き着いていたOLが髪をいじったり指をいじったりして、自分たちの行いを正してくれたらしい。俺はそれだけでいい。
「学校でお姫様抱っこしてもらっちゃったの。僕のまだ片思い」
「ええー、めいくん、まだ押し倒してないの?」
「おしたおしてないっていうか、まだちんこを咥「あー! あー! ああああああ」
なんて恐ろしい話をするんだ。大声で叫んだら、半径10メートル内から通勤のために並んでいたサラリーマンのおっさんたちが消えた。
「え、めいくん、攻なの?」
「うん。バリ立ち」
「うっそー。めいくんの大きすぎるじゃない。大丈夫なの?」
「慣らすしかないよね」
「私、良いメーカーのディルド知ってるよ!」
「だから朝からやめんか!」
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