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攻が裸エプロンで揚げ物してたら、頭がおかしいと思う。

朝、まな板をトントンする音で目が覚めた。 親父ならとっくにスープの仕込みに起きてる時間だった。 おかしいと思いつつ、下に降りるとちゃぶ台に白いシルクのテーブルクロスとバラの花が入った花瓶と、花柄のクッションの上で正座する悪ガキ三人の姿。 そしてケツ。 台所でケツ丸出しの男がまな板を包丁で叩いていた。 覗き込むと、包丁で本当にまな板を叩いているだけだった。 「お前、なにしてんの?」 「モールス信号。先輩が起きないから、愛してるってモールス信号で送ってたの」 何か作れよ、と言いかけて飲み込んだ大人の俺は、キッチンに用意されていた白ご飯や魚を見る。 「これ、お前が作ったの?」 「いや、またラブホの厨房の人たちに作ってもらったよ」 「じゃあ無駄に裸エプロンなんかしてんじゃねえよ! 弟たちが震えているじゃねえか!」 「料理はできないけど! 朝! 裸エプロンで起こされたら! 勃○しちゃうだろ! ○起!」 朝、起きたらケツ丸出しの男から、モールス信号を送られたらちんこが縮むと思う。 「まあ、起きたことだしご飯たべましょう」 くるんと俺の方へ向いた、明昌の白いエプロンの下半身がなぜか盛り上がり山を作っていることに本気で引いた。

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