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第110話
僕だと思ってる。けど、僕は絶対に声を出してあげない。
不安になる先輩。―-不安なくせに勃起してる先輩は、本当にマゾッ気があって最高だ。
弄っていた先端も、じゅくじゅくとシャーペンが泡立つようになった。
垂れてたまった先走りの水たまりを掬って、口の中に入れて指を前後にピストンすると僕も興奮して起っていく。
やばい。やばいやばい。
このまま先輩を散々弄ったあと放置してみたい。
動けない、見えない先輩にぶっかけたい。
不安がる先輩の涙をのみたい。無茶苦茶に泣かせたい。
いじめたい先輩を目の前に、楽しくて勃起したチンコが痛い。
ああ、愛はあるんだよ。先輩が大好きなんだよ。
だからぶち犯したいんだよ。
荒くなる息に、僕もズボンのベルトを外す。
かちゃかちゃと響く教室。先輩は一層激しく体をよじるけど、――ガムテープで巻かれた手は、足は、外れなかった。
ファスナーが下ろされる音にも先輩がビビっているのが分かる。
可愛くて、机に押さえつけられている顔に、先走りでぬれた僕のチンコを押し付けた。
頬に押し付けると、いやそうに顔を動かすのが面白い。
「口に突っ込んだら、噛み。噛むからな!」
威嚇する先輩が面白い。でも、僕に噛むなんて躾がなってないよね。
お仕置に、ちんこの根元をガムテープできつく縛ってみた。
「いてっ いてえ、やめろ、明昌なんだろ? やめろって」
うるさい先輩に鼻を押さえた。
意味が分からない先輩は、不思議そうにしてたけど僕は鼻を摘まんだまま先輩の口にちんこを押し付けた。
閉じて抵抗していた先輩だけど、鼻を摘ままれて口をあけるしかない。
「か、噛んでやる」
それでも強気な先輩に、僕は射精しそうな高揚を隠せなかった。
耳に指を入れてピストンしながら、いつもより低い声で囁く。
舐めたら解放してあげるよ。
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