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第141話
バスの中で、カバンで尻を守りながら15分。
ようやく到着した病院は、大きな大学病院。
学校終わりに行くと、リハビリに歩いてるじいさんとか庭で日向ぼっこしてる患者とかいるぐらいで穏やかな光景だ。
「先輩、僕ね」
「あ?」
「樹木寺さんに咥えられて喘ぐ先輩を想像したら、腸が煮えくり返りそうです」
エレベーターに二人で乗り込み、景色の方に目線をやりながら明昌が深くため息を吐いた。
「エロいことされたらお仕置って言ったのに。健康療法かエロ療法か知らないけど、ちょろすぎて泣けてくる」
「な、なくなよ」
「僕のことはあんなに殴って拒絶しといて、健康療法ならチンコ咥えさせるっていうその先輩の思考回路にチンコが萎えます」
「……樹木寺さんは、エロ目的じゃねえんだからいいだろ」
「……僕は先輩をぶち犯したい。あんあん、らめらめ、妊娠しちゃうううううううとか言わせるまでぶち犯したかった。けど、ちょっと疲れてしまいましたよ」
「……」
一生つかれていればいいのに。
「僕は先輩を好きではなかったのかなってね」
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