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い……イきたい。
刺激を与えられ、肌を露にして、前も後ろも弄っているのにネクタイで根本を締められて、もう限界だった。
でも無理矢理されたこの状況で、話も聞いてくれないこの人に懇願なんてしたくない。
だから、我慢しなくちゃいけない。
なのに、容赦なく後ろから揺さぶられている。
腰を奥まで穿つ度に、立花さんのズボンやベルトが当たる。
荒い息が耳にかかると、更に俺は浅ましく反応して背中をしならせた。
「もう前はいい。両手で口を抑えておけ」
「へ? はぁぁぁっ ぁああっんんっ」
腰をがっちり押さえられたと思ったら、貫かれたまま立花さんの膝の上に座らされた。
足を大きく開き持ち上げられると、自分の体重で沈んでいく。
「んんっ んんん」
口を両手で押さえても、下からの快感で頭が真っ白になる。
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