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第132話
「んんっ んっ」
縛られて拘束された俺には、中の異物を取り出すには力んで押し出すことしか出来ない。
「見、ないで」
「ゆっくり押し出されていってますよ」
「ぃ、ゃ」
撮らないで。
羞恥と、今自分がしている行為に、いっそここで発狂してしまいたいとさえ思った。
でも、逆らえない。
これは俺が自ら招いた結果だ。
「ふっ ふぁっ」
ズルっと俺の中から抜け、まだ異物の入っていた形のまま、浅ましく中はヒクヒクと口を開けている。
「流石、いやらしい身体をしているな。此処をまだ物欲しそうにパクパクと閉じたり開けたり」
「ふぁぁぁぁぁ!」
骨張った指が、銃口の代わりに入ったと思うと、粘膜を擦りあげた。
おかしくなった頭ではその感触が頭を真っ白に染め上げていく。
「おやおや、涎まで垂らして本当に君は、その身体でゆかり姉さんも優征も虜にしたのかな」
乱暴に顎を掴かまれて、佐之助さんの顔が近づく。
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