頭は真っ白で、身体は勝手にビクついて止まる気配もなかった。 ｢くっ、っ...はっ...りお、ベット戻る...から｣ 中でクロのが弾けて、何度もビクビクとしていたのは感じてたけど、もう言葉を返せない程快楽に飲み込まれていた。 ｢抜く...からな｣ オレは宙を見ながらも、ベットに横たわったままうるさい鼓動と、酸素を求める肺に空気を送るのが低一杯だった。 ｢んっ、ぁ...｣ ズルリと、抜け出た感覚にもビリビリと余韻の波は続いていて、オレは完全なドライをこの童貞に持って行かれた訳だ。 ｢りお、少し我慢な｣ そう、聞こえてからスグにオレの中に、冷たい液体が入れられた。 ｢ふぅ、うぁ...？ふぇっ！？｣ ｢すげぇ...ポッカリ穴空いてんのな｣ えっ！？クロなにしてんの！？ そう思ったら、クロは後始末するのに首傾げてんだけど...。 ｢このまま捨てんの？｣ オレの前にプラプラ中身入ったの見せて聞くから。 ｢上、しば...る｣ まだ、快楽の波が去ってねぇのに...後処理教えてるオレって... 脱力して、天井見上げたらクロがガサガサと動いてて、視線だけ向けたら...ちょ、まさか！ ｢ん、りお...苦しいか？｣ めっちゃ苦しいから！何また新しいの装着してんの！？｢今、楽にしてやる｣ そう言って、オレの中に再び... ｢ひっ、ぃぁっ！｣ 楽にって！なんか違うっ！と、イったからっ！ ｢りお...っ、気持ち...いいか？｣ 悦に浸ったクロの顔を見て、オレもそのクロを抱き締めるように中が蠢くのが解った。 ｢ぁ、ぁ...｣ はくはくと口が勝手に開いて呼吸を取り戻す為に喉がヒューヒューとなる。 ｢はっ...りおん中すげぇ、喰い付いて離さねぇ...持ってかれそう｣ グリッと、奥へ存在感を示す為に入り込んだクロにまた身体がビリビリと痺れを孕み、足先が伸び切って痙攣する。 ｢んっ、や、クロっ、んんっ｣ もう、オレは未知の世界に引きずり込まれた。 こんな継続する快楽も今までに数える程しかなかったと言うのに... 「りお、どこがいいんだ？」 このクソ鈍感男っ！オレがもう...快楽の頂点に居るのを気付いてねぇ！ 「も、じゅ、ぶん...抜いて、く、ろ」 「ん、もっと...だな」 ええっ！？どんな解釈！？ 「ひあっ！や、あ、ぁ、も、こわ、れる、んっ」 もう、意識もやべぇ。