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第106話

「はっ、やべ...興奮しすぎて痛い」 そう言ってクロのジーンズの前が開かれると、下着にシミを作る程に濡れていた。 「オレ、するから...」 もう、止められない。 クロの熱を、オレが飲み込みたいと感じてしまって、ベットヘッドの方ではなく足元の方にクロを押して座らせると、オレはその太ももの上に跨り、ジーンズをおろした。 「はっ...すげぇな、濡れてるよ」 オレが指先でつつつ...と、したから上に線を引くように指を滑らせれば今度はクロが声を漏らした。 「っ、ぁ...」 両手をベットの上に置いて体重を支えていたが、その腕がふるふると、震えてるのを視界に入れると、オレの中の嗜虐心が淫らに暴れる。 「クロの、ボクパン...形まではっきりわかるぞ?」 クスクス笑って冷やかしたはずが... 「りおに、感じてんだ...当たり前だろ」 と、逆に返されてオレの負け。 クロのクロたんの形までしっかりと象った下着がとても卑猥で、オレはそこへ口付けを落とした。 「っ!り、りお?」 「いつもやられっぱなしは癪に障るからな、オレで感じて?」 下着の上から、手で下のほうを揉みこみながら、口で形に沿って刺激を与えれば、ビクビクと卑猥な形が感じているのだと知らせて来る。 愛おしい... 形に沿って指を這わせると、先まで指を辿らせて、下着を引いた。 「っ...!」 むわりと、クロの熱が発する香りに目眩を覚えるほどで、早くその熱を埋めて欲しいと、体がクロの熱を吸収するようだ。 「わ、すげぇな...もう、出そうなんじゃね?」 張り詰めたクロたんは、ビクビクと揺れてて、オレはその熱を根元から上に掛けて舐め上げる。 「も、はっ、触られただけで...でそ...」 クロの堪えてる姿に胸が高鳴る。 クスクス笑って、ゆっくりと手を上下させる。 「ん、出していいぞ...」 そう言って、クロを口の中に含んだ。 「うお、ぁっ!」 色気...とは。 口の中で張りを増したクロのそれを吸ってやれば、一気に口内に灼熱の快楽を噴出させた。 とめどなく流れてくるクロの熱をめいいっぱい溜めた口を離してクロに見せる。 「っ、早く出せ」 そう言ってティッシュに手を伸ばしたクロを手でトントンと呼んで、オレを見た時に飲み込んでやる。 「ばっ、飲むな、りお、ほら吐け」 「タンパク質だろ?クロのなら飲める、大丈夫...」 そう言ったのにクロは必死にオレの口を拭くから、可愛くなってくる。 「ほら、クロ...オレを抱くんだろ?」 そう言って両手を広げたら、勢い良く押し倒されて、二人の体重を乗せたベットのスプリングに二人で跳ねる。 「あは、そんな勢いで倒したらベット壊れちゃうって、クロ」 ただ、イチャイチャとクロとの時間を埋めて行く。早く繋がりたいのに、その時間を楽しみたい欲求もある。 「いい、新しいの買う」 なんかとんでもないこと言い出して、オレはクスクスと笑う。 「は?クロが?」 驚きながらも、キスしたら...クロもニヒルな笑い込みで答える。 「俺がだ」 もう、本当に幸せだ。 「ふはっ、オレの家のベットをお前が買うの?」 ただ言わせたいだけで吹っかける。 「俺はりおの彼氏だから」 ほら、本当に愚直だよな。 こんなにあっさり欲しい言葉くれたら、嬉しくて胸の奥から嬉しさが混み上がってくる。 「ありがとう、黒人」 好きだよ。

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