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第24話

「悪かった悪かった。余計だったな」 と言いながら、いきなり核心のブツに触ってくる。そのまま掴んで、それこそ乳搾りか何かみたいに指をバラバラに動かし揉んでくる。 「まだ柔らかい」 じっと俺のを見つめながら、ゆっくりと扱く。 自分の欲を満たすためだけなら、一方的に俺をサンドバッグにしたらいい。俺のを触る必要もないだろうに。 思いながらも、刺激を受けた体は単純なもので、少しずつ硬度を増していった。 「っ、うー……」 反応したくない。 ダメだと心で叫んだところで、体は見事に期待を裏切っていく。 全然興奮してないのに、強制的に反応させられるのは本当に屈辱的だ。 「男はわかりやすくていいな、興奮が目で見えるし」 男は初めてと言っておきながら、慣れた感じで触ってくる。 こいつが普段1人でしてるときの癖なんだろうなっていう微妙な力加減が、妙に気持ちいい。 たまに緩く走る快感に反応して体が跳ね上がると、一緒に緩い声が上がってしまう。 「っ、ゃ」 無理やり噛み殺す。口を押さえたくても、腕が使い物にならないし。 しかし、俺の下半身を弄び続けるやつは、露骨に音を立てて息を飲んでいた。

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