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Ⅴ【マルク】第46話

アァっ! 孔がユキトの雄で繋がっている。 ユキトっ……アァン、ユキトぉ~ 気持ちいい……気持ちいいよぅ 「ひもひイィ~」 ろれつが回らない。 意識が白くなっていく。 ハァ……と熱に浮かされた溜め息が、ユキトからこぼれ落ちた。 「動くぞ」 視界が反転する。 繋がったまま押し倒されて、スプリングが弾んだ。 「どうした?俺が上になったらセックスの格好だ…って教えただろ。できるな?」 脚を開いたけど。 「もっと大股開きだ」 十分広げているのに。 この上、まだ広げろだなんて…… わずかに残る理性が発する羞恥に悶えながら、立て膝した脚をグイっと開いて見せる。 「ワっ」 思いっきり両脚を持ち上げられた。 「いい眺めだ。俺を咥えたオスマンコがヒクヒクしているぞ」 「見ないでっ」 体が熱い。 後孔が火傷してしまいそうなくらい、疼いている。 ……ユキトに見られている。 そう思っただけで。 ヒクヒク 俺の孔……マ、ン…コじゃないのに。 ユキトの肉棒、キュウキュウ締めつけて離さない。 「見せつけてるの、お前だろ」 フウゥ~……と入り口に息を吹きかけられて、体に電流が走った。 「おっきい穴。立派なケツマンになったな」 「言わ…ないでぇ」 見てはいけないのに、見てしまっていた。 あの立て鏡の中……… 本当はとても小さな孔の筈なのに。 孔が、ものすごく広がって……あんなぶっとい雄の象徴を美味しそうに咥えて、ヒクついている。 ヒクヒク、ヒクヒク 根元まで入っている。 玉袋の間際まで。 反り返った剛直を咥え込んで、悶えて、疼いて、悦に興じている。 理性なんかない。 性欲が、お尻をメスに変えてしまった。 メスの性器…… 雄の淫棒を内壁でしゃぶって、悦んでいる。 お尻が……おマ、ン…コになっている。 大きな穴に、大きな性器が突っ込まれている。 恥ずかしいのに、お尻が気持ちよくてたまらない! 「ハうゥーっ」 前の昂りが蜜を垂らす。 快楽に体が逆らえない。 ユキトを咥えて、勃起した突起物をプルンプルン揺らして腰振っている俺は、雄じゃない。 「可愛いよ。俺のために、穴広げてメスになってくれたんだもんな……」 「ユキ…ト……」 「奥までいっぱい掘ってやるから、たくさん気持ちよくなって」 俺……… 雄の眼で、精一杯の優しさで見つめてくれるユキトがいるだけで満たされるよ……… 「掘って……俺の……」 「うん、ナツキのケツマンコ大好きだよ」 「ユキトにいっぱい掘られたい~」 「奥まで突いて、抜き差しして、男の子のおマンコで鳴かしてあげる」 深く、深く…… 口づけを交わす。 「一緒にイこうね」

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