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Ⅵ【ファウスト】第57.5話 (おまけ+)31
《おまけ+》
- Romantsch hört nicht auf .
〔ロマンチックが止まらない〕31 -
萎えて……俺のバナナ。
そうだ、萎える事を想像しよう!
えっと……
(白ブリーフ、白ブリーフ、白ブリーフ~)
どうだ!
ハルオミさんも萎えさせた白ブリーフ効果は。
「全然萎えてないー♠」
『寧 ろ興奮するよ、君の白ブリーフは♥』
俺の思考で勝手に妄想するなーッ、シュヴァンツ カイザー!
ゴムのところ、黒い生え際が見えてるぞ。
おっきくするなッ
『チョロっと残そうと思う。それでいいかな?』
「へ?」
なんの話?
『チョロっとしている方が可愛いと思うんだ。例えるならば、トウモロコシの毛が近いかな』
トウモロコシ?
「焼きトウモロコシは好きだぞ」
香ばしくて♪
『そうだね。取らずに焼いたらトウモロコシの毛は、陰毛のように縮れるかも知れないね』
「はい~っ?!」
『君の陰毛をトウモロコシの毛のように一房だけ残して、剃ってあげるよ。残す毛量は、習字の小筆とほぼ同じだ!』
「ギャアァァァー♠」
バナナの生え際、ほとんど丸見えじゃないかーッ!!
「イヤァァァー!!」
そんな俺の局部
「見たくないっ!」
『見たいよっ!』
キランッ
モニターの手元に光る銀の刃
『剃毛が初めての君の手に、T字カミソリを握らせてはいけないね。
皮に守られているからといって、皮に頼るのは危険だ。皮の防御はさして高くない。君の一口バナナが傷物になっては、取り返しがつかないよ』
「皮は、剃毛のために被っとるんじゃないわーッ!」
『安心するんだよ。君のバナナを傷つける事なく、私が剃毛してあげるからね。
チョロっと生えている方が、ツルツルよりも断然エロいよ!』
キランッ
いちいち、T字カミソリ光らせるな!
『指で摘まめるくらいは残すよ』
「嫌ァァーッ」
『思う存分、興奮するんだよ!
空高く掲げよう。道を照らす命のきらめき!』
「なにを掲げろって言うんだー」
『ナニをだよ!』
………………
………………
………………
『あ』
どうした?
ハルオミさんが止まったぞ。
『君は種なしだから、命はきらめかないね』
「やかましいわっ!」
『空高く掲げよう。竿に垂らすカウパーのきらめき!
君はきらめいているよ!』
「やかましいわーっ!」
ハルオミさんのあほー!!
〈切なさは(フー)止まらない〉
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