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もう無理、体がもたへん。 そう思ったのは若頭さんが出て行ってからすぐやった。 「あ、ぅ、いや…あ、ぁっ」 ローターが中のいい所に当たってる。イきたくなくて必死で我慢するけど追い立てるかのようにそれは動いて、遂に中で達した。 けれどローターによる責めは終わらんくて、そのまま続けて何度も達してしまう。もうほんまに苦しくて泣き叫ぶと外から心配してるような組員さん達の声が聞こえてきたけど、そんなんも気にしてられん。 「あー…!!ひぃっ、死ぬ、死ぬ…あ、あぁぐ、ぅ、ゔ…!!」 手は使われへんしもうほんま、あいつやってくれた。帰ってきたらマジで許さん。 「あ、あー…し、ぬ…むり…」 そのまま意識を飛ばした俺。 次目を覚ましたのは、気絶してる俺に何の躊躇いもなくちんこ突っ込んできた若頭さんのせいやった。 「あ、ぐぅ、っうぁぁあ!!お、前ぇっ!!」 ローターが入りっぱなしや。奥にそれがあるのがわかる。 「し、ぬっ…てぇ…」 「死なねえよ」 「ああぁぁ──ッ!!い、やぁぁあ!!」 もうわけわからんくて誰かに助けて欲しくて、泣くけど意味が無い。若頭さんはそんな俺にキスをして、何が楽しいのかニヤニヤ笑ってる。 「中に出すぞ」 「死ねっ」 「口が悪ぃな」 ガクガク揺さぶられて中に射精されたんがわかる。 ゆっくりそれは抜けて行って、でも中にあるローターが出て行ってくれない。 「おい、力め」 「あ、う…ぅ…」 「ローター出せねえぞ」 「…は、あぁ…」 四つん這いになってゆっくりケツに力を入れる。 吐き出された精液がポタポタと落ちていく。若頭さんの指が入ってきて少しずつ外に外に出てきたローターを掴んで引きずり出す。 「う、うぅ…」 「ほら、出てきたぞ」 「も、さいあ、く…」 「あ?中に入れててほしいのかよ」 「やだ…早く、出して…」 ゆっくりそれが出されて体から力が抜ける。 ドサッと横に倒れた俺に「楽しかったか?」とニヤニヤした若頭さんが聞いてくる。 「そんなわけ、ないやん…」 「あ?イき過ぎて意識飛ばしてたじゃねえかよ」 「いやや…な、ぁ…若頭さん…」 「名前」 「そ、いちろ…」 「何だ」 それから俺の額についた髪を退けてくれた。 「もっと優しく、して」 「…そうしたらお前は俺を好きになるのか」 「今よりは」 眠気に負けて目を閉じる。 落ちる寸前、「わかった」っていう若頭さんの返事が聞こえたような気がした。

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