295 / 437

8/9 ハグの日

何日遅れてんだお前!て方々。本当に申し訳ない。日付感覚も月感覚も狂ってて、今が何月何日なのか分からなくなってました。 土下座ものですね、もう。すみませんでした。<(_ _)>〈 ゴン!〕 ハグの日です、どうぞ ******* 「鼓くん今日ハグの日なんだってハグしようさぁこっち来て抱きしめさせて!」 「、?」 「はい、つーくんストップ」 遼介が鼓と詩帆の間に入ってハグを止めさせた。 詩帆は舌打ちをして、あともう少しだったのに……と恨みがましい目で遼介を見ている。 「いや何が、あともう少しだったのに、だよ。させると思ってんの」 「鼓くんとハグしたい!させろよぉ!」 「ダメに決まってるだろ」 頭に拳骨を落とされ、詩帆は蹲り動かなくなった。まさか……死? 気を取り直して、遼介は鼓に向かって両手を広げた。 「つーくん、8月9日はハグの日らしいよ。ねぇつーくん、ハグしよう?」 「改めて言われると、なんか恥ずかしい……」 「はい、ぎゅー」 すすす、と腕の中に入ってきた鼓を優しく抱き留める。それに倣い、鼓も遼介を抱きしめた。 「あたたかい」 「うん、暖かいね………………うん?暖かい?え、つーくん暖かい通り過ぎて熱くない?!熱あるんじゃない?!」 「ねつなんてな…………」 バタン。 「つーくん?!」 「ぎゃあああ!鼓くん倒れた!!!」 「詩帆生きてたのか」 「遼介ひど?!いやそれよりも鼓くん!」 「病院!!!」 「保健医いるでしょ?!」 「ただの夏風邪です」 「でも、一応検査」 「もう!過保護すぎます!大丈夫ですってば!」 end ** 落ちもクソもなくてすみませんでした 久々に遼介と鼓の絡み書けて嬉しかったです

ともだちにシェアしよう!