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第40話 R18

先生が俺の手を取って、中心へと持っていく。 「ここを手で覆って、上下にしごくんだ」 「え……」 こんな場所を“しごく”だなんて。 (こんなとこ、本当にそんな乱暴にして良いの……?) 「こ、こわ……ぃ」 「けど、出さなきゃ辛いだろ?」 「うう……」 目を瞑って唇を噛む俺に、先生はグイッと密着度を高めた。 「せん、せ……?」 背中の違和感につい腰をくねらせてしまう。どんどん熱を溜める俺とは違って、先生は妙に冷静だった。 「……分かった。今日は俺がやるから」 「……え?ひゃっ!」 先生の言葉にびっくりして目を開けると、なんと先生は指で輪っこを作って俺のモノに通していた。驚愕してる間に、輪っこはユルユルと動き始め、その速度は徐々に早まっていく。 「あっ、だ、だめっ......やぁっ」 (なにっ……これっ……!) 先生の指と自分のモノが擦れて、変な感覚に襲われる。自分が自分じゃいような、そんな感覚。 「っあ、んっ......やぁ......あ、せんせっ」 初めての強すぎる刺激に耐えることが出来ず、喉から勝手に声が出てしまい、寝室に中は俺の恥ずかしい声でいっぱいだった。 「……心。声押さえて。このアパート結構壁薄いから」 そう注意されるも、耳元に感じた先生の吐息が余計に快感を際立たせた。 「やっ、あっ、むりぃっ……できなっ」 「……ごめん、心」 そう謝った先生が、もう片方の手で口を覆った。 「ん!?んっ……んんっ」 口を塞がれたことに何故かゾクゾクしてしまった俺は、一気に上り詰めた。 「ん、ん、ん──っ!」 勢いよく熱を吐き出し、身体の力が抜ける。傾いた俺のことを先生がしっかりと受け止めて、乱れた髪を梳いてくれた。 「はぁっ……はぁっ……」 「心、大丈夫?」 「……せん、せい」 横抱きにされたことでしっかりと見えた先生の顔。 先生はいつもの優しい顔じゃなくて、大人の顔をしていて。 (かっこ、いい……) ──そこで意識が途切れた。

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