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第129話 R18

カチャカチャとベルトを外され、スラックスを脱がされる。床に落とされた際の布ずれの音が、生々しくてなんだか恥ずかしくなった。 「……下着、脱がすよ」 「は、い……」 心臓はドキドキと脈を打ち続け、俺は恥ずかしくて、腕で顔を隠す。外気にさらされたアソコはピクッと震え、俺は太ももを擦り寄せた。 「可愛い」 スルリと撫でられたのは、まだまだ大人になりきれてない、産毛程度しか生えてない毛の部分。 「変じゃ、ない……?」 「変じゃないよ。可愛い」 「んっ」 皮を被った部分に先生の温度が触れ、身体が強張る。すでに硬いソコは、見られていることと触れられていることで、ますます硬度を増した。 (ちんちん……痛い) 「自分でシてた?」 竿をゆるく掴んで手を上下させる先生に、俺は首をフルフルと左右に振った。 「うう、ん……んぁ……ピリピリしてっ、上手く、できないから……」 お風呂でこっそりしたとき以来、俺は自慰というものを出来ないでいた。先生を脳内で汚してしまう罪悪感と、単純にアソコの痛みが嫌だった。 「そっか……まあ、焦ることはないよ」 「でも……剥けたほうが清潔って……」 「ちゃんと洗えば大丈夫」 けど、ちゃんと洗えてるかも分からない。自分では洗ったつもりでも、汚いかも。 (先生に不潔って思われるのやだ……) 不安な顔をしていると、先生はそれをどういう意味で解釈したのか、寝そべっていた俺の手を引き、ソファに座らせて自分は床の上に座った。 「先生……?」 「濡らせば、ちょっとは痛くなくなるかも」 「濡ら、す……?」 俺の問いかけに先生は優しく微笑み、顔を俺のアソコへと近づけた。

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