130 / 242

第130話 R18

「へっ!?先生!?……ひゃあっ!」 先生が俺のをカプッと咥えた。生温かいものが俺のモノを包み込み、その慣れない感触に俺は座ったまま前のめりになった。 (し、信じられない……!) 排泄する器官を咥えるなんて。 しかも昨日の夜以降お風呂に入っておらず、ほぼ丸一日洗っていないところ。当たり前のことだけど、何度もトイレに行ったから、絶対に汚い。綺麗なわけがないのだ。 「やぁっ……やだっ、きたない、からぁ」 先生の綺麗な口を汚してしまうのが嫌で、俺は先生の頭を掴んで離そうとするけど、ビクともしてくれない。それどころか、中で舌を動かし始めて、俺のモノにヌルリと這わせた。 「せ、せんっ、あっ、やめ……あぁっ……っ」 皮を剥がすように動く舌に、腰がピクピクと跳ねる。その度に先生の髪を引っ張ってしまうけど、そんなことは気にしていられないくらい、俺はパニックになっていた。 「……はぁっ……思ったより平気だな」 一度口を離した先生が、上目で俺を見る。口元が唾液で濡れていて、それが酷く色っぽい。 「痛くない?」 「……っ」 俺より背が高い先生が、俺のことを見上げる姿は新鮮で、思わず胸がきゅぅんと高鳴った。 (……なんか、かわいい……はっ!違うっ) すぐに我に帰った俺は、先生に向かってフルフルと首を振った。 「いた、く……ないけど……でもっ、アッ!」 胸なんか高鳴らせてる場合じゃない。一刻も早く止めてもらわないと。その一心で口を開いたけれど、俺の言葉は全て音になる前に、嬌声に変わってしまった。 再び咥えられてしまった俺のモノは、気持ちに反して先生の中でムクムクと主張を激しくしていく。 「あぅっ」 皮から顕になった先っぽをクリッとなぞられ、身体が震える。あったかくて、ヌルヌルして。自分が自分じゃなくなるような感覚が怖い。 何度髪を引っ張っても、先生は一向に離してくれる気配がなく、ついに俺は抵抗することを諦めた。その代わり、声を出さないように両手で口を押さえる。 「んぅ……ん、んっ」 先生の舌は器用に動き回り、ただでさえおかしくなりそうなのに、奥まで咥えられると酷い快感に襲われた。 それから、先っぽと竿の境目の……くびれのある部分をグリグリされるのが、堪らない。そんな俺の弱い部分を知っているかのように、先生は同じところを何度も攻めてきた。 「……っ、ん……ん……んぁ、んぁあっ」 目には涙が滲み、身体の力が抜け、口を塞いでた手は徐々に機能しなくなっていく。 「あぁっ……まって……!や、なんっ、か……へんっ」 (もう、出ちゃうっ……) やめてって意味を込めて向けた視線。 「んんーっ!」 目が合った瞬間、ズッと吸い上げられ、腰が大きく跳ねた。それとともに、俺は勢いよく、長いこと溜まっていた欲を吐き出した。それを受け止めるのは、もちろん先生の口で。 「ん……」 口を離した先生が、眉を寄せる。 俺は泣きそうになりながら、先生の肩を揺すった。 「や、やだっ!吐いてください!」 「んー……」 そんな汚いもの、今すぐに吐き出して欲しい。 そんな俺の願いは虚しく、コクッと先生の男らしく色っぽい喉仏が上下する。 (う、うそっ……) 先生が、俺のものを飲んだ。汚いのに、飲んでしまった。 「……っ」 罪悪感に苛まれ、ポロっと涙が溢れた。 そんな俺を見て、先生がギョッとした顔をする。 「心っ!?なんで泣いて……」 「うぅ……やだ、せんせぃ……やだぁ」 「ご、ごめん。嫌だったか?もうしないからっ」 焦ったように隣に座った先生が、ヒクヒクと肩を上下させる俺の頭を撫でる。「ごめん」を繰り返す先生に、俺は首を振った。 (違う……違うの……) 「先生、お腹壊しちゃうぅ……」

ともだちにシェアしよう!