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2-助平下着強制着用

とある私立大学三号館四階男子トイレにて。 「ん……っぁぅ……」 一つの個室から抑えようのない声が聞こえてくる。 その扉の内側では。 「センセェ、パンツ濡れてんな」 「えっちなお汁でびちょびちょになっちゃった?」 色違いでお揃いの服を着た、同じ顔をしたシロクロ双子、そんな二人に挟まれているのは文学部のメス顔……美人准教授の一ノ宮だ。 「や、やめ……学内でこんな……っ」 体の線に沿ったスーツを着用し、落ち着いた色のネクタイ、ストライプのシャツを身につけた一ノ宮は双子の間で身を捩じらせる。 「口答えしてんじゃねぇよ」 「てか、パンツ濡らしてるくせに、よく言うよねー」 一ノ宮のスラックスはベルトもホックも外されて足首に絡まっていた。 さっきから双子が言うパンツというのは。 柔らかピンク総レースのTバック、どう見ても女物だが、セクシーメンズTバックというれっきとした男物ランジェリーだった。 もちろん一ノ宮の趣味じゃない。 双子に履かされたのだ。 「これつけて現代文学の真髄がどーたらこーたら、説明してたわけか」 言葉遣いがちょっと荒い、一ノ宮の正面に立って扉に背を向けるシロ、Tバック越しにフロントをもみもみする。 「随分とえっちなセンセェですね~」 やや舌足らずな、一ノ宮の背後に立って洋式トイレに背を向けるクロ、露となっているサイドの尻たぶを両手でもみもみする。 「や……っやめてくれ」 「違うだろ、センセェ」 「な……何が……」 「だーかーら、その言葉遣いだよ」 眼鏡のレンズ向こうで震える一ノ宮の双眸をシロは軽く睨んだ。 「こんなパンツ履いてんだから、それらしく喋れよ、なぁ?」 お花の柄があしらわれたレース越しにペニスをぐっと握り締める。 湿り気を帯びていた箇所を掌でぐりぐり摩擦する。 「ぃゃぁぁ……」 「そーそーそれだよ」 「きゃわい~センセェ~」 クロは頼りないレースに指の腹を押しつけ、柔らかな生地越しに後孔を浅く穿っている。 レースをぐいっと引っ張り上げて尻の割れ目にさらに食い込ませ、悪戯に左右に揺らしてきたりなんかもした。 「ぁ……ん……っ」 どちらも下着越しにしか刺激を送ってこない。 しかし直接されるよりもレースという緩衝が効いて、じわじわとした快感が生まれ、一ノ宮の凛としていたはずの眼は奴隷の眼差しへ堕ちていく……。 「あーあ、テントみたいに持ち上げて、レース突き破りそうだな」 「こんなパンツ履いてるだけに、いつもよりビンビン?」 「あ……はぃぃ……ビンビンですにゃ……」 「今、猫耳つけてねぇから<にゃ>はいらねぇよ」 前後から股間をもみもみされて陶然と喘ぎ出した一ノ宮、その色気を正面からもろに浴びたシロは舌なめずりした。 「クンニでもしてやろーか、なぁ、センセェ?」 そう言って狭い中で膝を突くと、シロは、はちきれそうなくらいにテント状と化したTバックの頂を。 べろぉり……犬のように舐め上げてみせた。 「ゃ……っ」 一ノ宮は思わず腰を引こうとする。 しかしすぐ背後にクロがいるのでシロの舌先からは逃げられず。 シロはあくまでもレース越しに一ノ宮のペニスを舐め回した。 ざらついた生地越しに、いつもより丁寧に。 茂る叢をさわさわと弄って時に指に絡めて引っ張りながら、繊細なレースをびちょびちょにしていく。 「おちんぽクリちゃん、クンニされてどー? きもちい?」 耳元でクロに問いかけられて一ノ宮はコクコク頷く。 「わ……私のいやらしい……おちんぽクリちゃん、クンニされて……ん……きもち……いいです……あ……ん……」 「んー、イイコイイコ」 そんな矢先に。 トイレに学生達が入ってきた。

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