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3-先端専用玩具攻
「すみません、一ノ宮先生!」
「今からお時間あります?」
「よかったら一緒に夜ご飯行きませんか?」
帰り際、セミナーを受講している女子学生から暮れ行くキャンパスで一ノ宮は呼び止められた。
海外ブランド狂いの奥様とおばかちゃんな娘が家で待っているため、彼は若い女子一同にデレることなく毅然と断る。
「私は結構だ」
が、押しの強い女子学生、クールビューティーな一ノ宮とどうしてもイタリアンをご一緒したく「ちょっとだけでも!」「お願いします!」と、なかなか引こうとしない。
あんまり足蹴にするのも悪いと思った一ノ宮が「じゃあ、少しだけなら……」と言いかけた矢先に。
「センセェは今から俺達とディナー」
「肉食女子はその辺のばっちぃ野郎でも漁ってればぁ?」
いきなり同時に両サイドから腕をがしっと組まれた。
驚いて視線を行き来させれば同じ顔が左右に二つ。
「「行こ、センセェ?」」
隠れ肉食女子らのブーイングをものともせず、シロクロ双子は強張った顔のままでいる一ノ宮をその場から掻っ攫ったのだった。
軽薄なラブホの一室にて。
「ほら、どっちのか当ててみろよ、センセェ?」
「ちんこ当てクイズ、いってみよー」
「んぁ……は……ぁ……」
床の上、目隠しされた素っ裸の一ノ宮、同じく素っ裸で起立した双子の間にしゃがみ込んでいた。
黒のアイマスクで目元を覆われた准教授はなんとも色っぽい。
しかも、ぷるぷる震えている。
それもそのはず、だって准教授ペニスには亀頭専用グッズがとりつけられ中だから、だ。
「あ……あん……あああ……」
ペニス先端の亀頭をすっぽり覆うカバー。
カバーの天辺にはローターがとりつけられていて、弱バイブオン状態、一ノ宮はそのグッズのみで完全勃起していた。
そんな淫ら極まりない様を見ただけで勃起したシロクロ双子の肉棒を。
手探りで、ぎこちなく同時に触れながら、一ノ宮は。
片方にペロ……とおっかなびっくり舌を這わせた。
「う」
「……シロ君、か?」
「あははぁ、シロ、だっさ、すぐばれてやんの」
「うるせぇ、黙れ、クロ」
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