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5-拉致同衾黒網愛撫
「あ。今、隣の車、きゃわいー女子がセンセェ見てびっくりしてるよ?」
「こんな硬くしやがって、我慢汁だだ漏れ、この露出狂が」
「祝日の真っ昼間、がっつり手コキされてるとこ、きゃわいー女子に見られて感じるなんて、センセェってアレだよねー、なんて言うんだっけ、あ、そーそー、い・ん・ら・ん」
さて、今現在、どんな状況にあるのかと言うと。
個人タクシーの後部座席、扉とシートの狭間に背中を埋めるようにして深くもたれたクロに上半身を預けた一ノ宮、シャツははだけて、その乳首はクロの右指先に交互に捏ね繰られ中。
クロの左手は眼鏡を外した一ノ宮の目元を覆い隠している。
そしてモロ出し状態の下半身にはシロの利き手が伸び、露出ペニスを弄ぶようにしごきまくり中。
先ほどファッションビルのトイレでいったばかりだというのに、露骨に膨れ上がり、シロの言う通り先走りなる蜜液を垂れ流し中。
タクシーに乗るなりシロクロ双子は一連の過激愛撫を開始した。
祝日で賑わう商業施設の片隅、いつ誰がやってくるかもわからないトイレで貪られて敏感になっていた一ノ宮は、いつもの如く抵抗できずに、二人の狭間でしどけなく身悶える……。
「我慢汁垂れ流して、熱くて、血管くっきり浮き立たせて……真性淫乱だな、センセェ?」
「官能小説っぽく言えばさぁ、うーん、脈動を止めずに張り詰めていく淫らな果肉、止め処なく滴り落ちる欲望の雫、胸の突起は育ちきって今にも開花しそうな卑猥な花芽、みたいな?」
「シロさんクロさん、表より裏行った方がスイスイ進みますけど」
「このまま表だっつーの」
「あ、そですか、了解」
シロクロ双子の知り合いだという個人タクシー運転手の言葉にクロが返事をし、白手袋に制帽を深めにかぶった運転手は淡々と了承した。
「センセェ、この人、茂里 クンって言うんだけどね。センセェ、茂里クンの前でも、こーんなやらしく勃起しちゃうんでちゅね?」
一ノ宮の震える耳元にあかちゃん言葉で囁きかけたクロ、摘まんだ乳首を意地悪に引っ張った。
片手による愛撫のため必ず片乳首が放置される、それが狂的にもどかしく、一ノ宮は喉奥で切なげに呻吟する。
どちらも同時に引き千切れるくらい虐げてほしい。
卑猥に育った花芽を徹底的に蹂躙してほしい。
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