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「あ……もっと、ぎゅって……」 「ぎゅって? こう?」 クロは限界まで引っ張った乳首を指腹同士で思う存分捏ね繰り回した。 「あっ、ん……やぁ……ぃぃ……っ」 だらしなく開かれた一ノ宮の唇。 口内で氾濫した唾液が溢れ出す。 我慢できずに放置されていた片方の乳首を自分自身で捏ね始めた一ノ宮に、クロの笑みは止まらない。 「センセェ、舌、出して?」 無邪気に欲求し、一ノ宮がその通りに従えば、大胆に突き出された舌先にしゃぶりついて、舐め、噛んで、またしゃぶって。 際どい痛みを快感に変換してしまう一ノ宮の乳首を周囲の皮膚ごと摘まみ上げ、じっくりすり潰すように愛撫した。 「ふむ……ぅ……っんぅ……っンンン……!」 シロは一ノ宮ペニスへの過激愛撫を続行しつつ、一ノ宮自身が弄くっていた乳首に唇を寄せ、端整な爪持つ指先ごと舐め回した。 勃ち育った花芽のコリコリ感を舌端で愉しみ、脈打つペニスに絡ませた五指を休みなく動かしては、膨れ上がった淫らな果肉をもぐように熱心にしごいた。 ぬるぬるした欲望の蜜をふんだんに絡ませて根元も裏筋もカリも一往復で一度に刺激した。 「あれー、もうイキそう? タクシーで? 茂里クンいるのに? 周りの車の人、みんな見てるのに?」 「人に見られながら射精すんのかよ」 「はしたなーい、すけべなエロエロセンセェでちゅねー、いいでちゅよー、まっしろなザーメンみるくいっぱいいっぱい射精()そぉねー?」 「さすがド淫乱のド変態」 シロクロ双子に過激愛撫を施されて貶されながら。 全身をビクビクと戦慄かせ、さらにペニスを一段と力強く脈動させて、一ノ宮は。 本当に別車中にいる複数の人間、通行人に目撃されている中、タクシーの後部座席で達してしまった……。 「あっ、射精()ちゃ……っぅ……っ……ぁ、ぅぅ……!!」 「もー……センセェってば……きゃわい……」 「い……挿入()れて……も、ほし、ぃ……おちんぽ、いっぱい、ほし、い……ぁっ」 「やるよ、いっぱい、嫌っていうくらい、ずっと、満タンになるまでな」 「今日は涸れるまでしよーね、センセェ」 シロクロ双子はタクシーで本番には至らなかった。 そうして到着した先は閑静な住宅街の外れにある和風な平屋の一戸建て。 木で作られた柵。 緑がこんもり無造作に生い茂る庭。 格子戸に縁側、正に和風モダンな佇まい。 ここはかつてシロクロ双子の祖父が暮らしていた場所だった。 最近になって部分的にリフォームされた、今は二人だけの住まい、だった。

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