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一ノ宮の最奥で双子のペニスが擦れ合う。 先走りの蜜と生クリームで細やかに収縮する肉壺が満遍なく淫らに泡立つ。 「あっあっ……あっ……あっ……!!」 双子の狭間で切なげに身悶える一ノ宮。 限界近くまで抉じ開けられて負担は大きい。 しかし自分のナカで双子の絆が強まっているのかと思うと何とも言えない感情が湧いてきた。 「センセェ……ッ一ノ宮センセ……ッ!」 際どい締めつけに今にも涙しそうな表情で見上げてくるシロに胸が軋む。 「ほんと……センセェのナカ、すごく甘いよ……?」 うっとりした声で耳元に囁きかけてくるクロに鼓動が加速する。 「で、そ……ッもうイク……ッッ」 「ッ……いいよ、シロくん……あんッ……だして……? 私の奥、いっぱいにして……?」 「ん、じゃあ俺も……シロといっしょにイク……センセェも、ね? いっしょにイこ……?」 双子の動きが共に激しさを増した。 強まる摩擦感に一ノ宮は嗚咽じみた声を迸らせる。 体底で狂ったみたいに暴れ回った末、ビクビクと悶絶し、絶頂の飛沫を同時に打ちつけられる。 たっぷり、その夜、枯れ果てるまで。 「あ……あ、あ……あ……っ……シロくん……クロくん……ッ」 薄れていく夜に一ノ宮のか細い悲鳴が溶けていく……。 「嘘だろう、もう正午を回って……いるのか?」 目覚めれば腰痛、自分では着た覚えのない下着も含めたシンプルな服一式に辟易、覚束ない足取りで日当たりのいい板間に向かってみれば正午過ぎだと判明、愕然。 「あけおめ、ことよろ、センセェ」 「ほらほら、おせち準備したから食べよー」 すっかり支度が整った食卓にすでについていたシロクロ双子。 「センセェ、白湯だったよな」 「あ、すまない、シロ君……あけましておめで、」 「豪華でしょ!? ホテルの洋風おせち!」 「……本当、ご相伴にあずからせてもらっていいのだろうか」 「だーかーらー! センセェ水臭い!」 「四人前だから一人分余るんだよな、センセェ持って帰っか?」 「違うでしょ、一ノ宮センセェは今日もココにお泊まりすんだから! だから夜に分けて食べよー!」 「いや、さすがに今日は……」 大学近くの中古マンションを一先ず借りた一ノ宮。 双子はこの家にずっと住めばいいと言ってくれたが、そういうわけにもいかない。 「じゃあ俺達が泊まりいくね!」 「外にまで聞こえるくらい喘がせてやるよ、センセェ」 マンションを見つけるまで世話になったお礼をしたいと申し出れば、イベント行事は必ず一緒に過ごすよう言われて。 「……三が日まで、だ」 一ノ宮は双子の家をこうして度々訪れていた。

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