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パラレル番外編-2

盛大に軋む特大ベッド。 四つん這いになって、女豹じみたポーズでクロのペニスを口淫する一ノ宮に、シロのペニスが尻奥まで打ちつけられる。 「はふ……っん……んむむ……っ」 唇を抉じ開けて口の中いっぱいに満ちるクロ。 雄膣を勢いよく擦り上げるシロ。 「俺の、おいしー……?」 クッションに背中を預けたクロは口淫中の一ノ宮に尋ねた。 ネクタイをすでに解かれていた一ノ宮は。 答える前に、いきなり片腕をとられたかと思うと上体を引っ張り上げられた。 もう片方の腕もとられ、そのまま、シロによる高速ピストンの餌食に。 「はぁぅぅぅぅぅ……ッッ!!」 ぐっと目を閉じて蕩けた吐息を連ねた一ノ宮にシロは愉悦する。 剥き出しの尻を勇ましく打ち鳴らすテンポは少しも落とさずに、耳たぶをべろりと舐め上げ、彼は囁いた。 「なぁ……俺のこども孕めよ、センセェ」 「ッ……シロ、くん、の……こども……?」 「そ……たっぷり腹の奥まで注いでやるから……俺と結婚しろ」 「……けっこん?」 一ノ宮には妻がいて、子供がいて、家庭があることを、もちろんシロは知っている。 でも冗談で言っているわけではない。 彼は本気だった。 「おはようとか、ただいまとか、普通に言い合える家族……センセェとつくりてぇ」 一ノ宮の雄膣奥でシロペニスの硬度が増した。 さらなる激高速ピストンで、受精を目指して、一心不乱に腰を突き動かした。 「なぁッ、マジでッ、孕んでッ、センセェッ……一ノ宮センセェ……ッ」 「あっあっあっあぁぁぁぁぁーーーー……!!!!」 一ノ宮の最奥でシロは射精した。 一際ぶるつくペニスから解き放たれた子種が小まめに蠕動する雄膣奥にどぷりと満ちる。 胎底に瞬く間に広がった熱い迸りに一ノ宮は甘い眩暈を覚えた。 本当に……彼のものが……私の奥に到達したら……。 私は孕むのか……? 「美人度増してる、センセェ」 我に返ればすぐ目の前に笑うクロの顔があった。 「クロ君……ぁ、ッ……」 達したばかりのシロペニスが、ずるるる……と肉孔から引き抜かれていく。 もどかしげに身をくねらせた一ノ宮を、今度はクロが正面から支える。 「え、あ、うそ……」 シロが出て行ったばかりの雄膣にクロがもうやってこようとしている。 ふやけた後孔にペニス亀頭を押し当て、腰を力ませ、ナカへ挿入(はい)ってくる。 「あ……ん……ぅ……」 「かわいくて、きれーなセンセェ、俺、だーいすき……」 膨れ上がったペニスで雄膣を思いきり貫かれて一ノ宮は声にならない悲鳴を上げた。 背筋が震える。 引き攣った目元に涙が零れる。 「ぁぅ…………」 「泣き顔もきれーだもんね……生まれてくるこどもちゃんも、きっと、きれーだよね」 「……ぇ……ぁ、ん」 えぐいくらいの傲慢挿入とは反対に、クロは、一ノ宮の乳首にちゅっと優しくキスした。 「俺のあかちゃん、みごもってほしーな」 奥まで挿し貫いたペニスはそのままに、舌で乳首をとことん甘やかし、互いの狭間にある一ノ宮の肉棒を掌でクチュクチュと愛撫する。 「いっぱい、いーっぱい、かわいがってあげる……悪いことしたら怒るし、絵本読んだり、公園行ったり」 「あん……あ……あ……」 「肩車って言うんだっけ? 肩に乗っけるの。あれもしてみたいなー……動物園とか、遊園地とか、手ぇ繋いで遊びに行くの」 クロの話を聞いていたら、子を孕む一ノ宮は、普通の男が手にすることのない母性本能がむくむくと湧き上がってくるのを感じた。 「ね? つくろ?」 ベッドに押し倒される。 両足を肩に担がれ、屈曲位で、いつにもまして深いところを立て続けに突かれた。 「孕んでね、センセェ……俺のこと、いっぱい、いちばん、好きになってね……?」 慈悲なき腰遣いで浅いストローク。 剥き出しになる種付け本能。 それでも無性に抱きしめてやりたくなる幼さが目の前のクロからは溢れ出ていて。 再び雄膣を熱飛沫に満たされた一ノ宮は、泣き声じみたクロの絶頂ボイスに鼓膜まで甘く犯された。 「てかさ、センセェ、双子孕めよ……ッ」 「それ、いい……! これならいけそ……!」 シロクロ双子二輪挿し。 二人にサンドされてシロクロペニスで雄膣底を突き尽くされた一ノ宮は絶頂射精に至った。 「やぁぁぁぁーーーー…………!!」 艶めくペニスから一ノ宮エキスが弾け飛び、狂的に締まった後孔に真上のシロも真下のクロも、つられて達した。 「は……ッ……サイコー……」 「センセェ孕ませたら……ずっと一緒にいられるよな、なぁ、センセェ……?」 「ぁ……っシロ、くん……クロくん……、……」 双子の子づくり溺愛調教はまだまだ終わらない。 「はぁ…………」 ソファに横になった物憂げ気だるげ一ノ宮。 まだ腹部に目立った変化はないが、その胎内には。 「センセェ、つわりそんなにひどいの?」 「大丈夫かよ」 「なんか飲む?」 「クッション増やすか」 「頭撫でてあげる」 「なんか寒そうだな、タオルケット持ってくるわ」 「スープつくろっか?」 「アイス食うか」 物憂げ気だるげながらも、一ノ宮、自分のそばから離れようとしないシロクロ双子に微かに笑いかけた。 いつにもまして綺麗な微笑にノックアウトな双子、ますます一ノ宮のそばから離れられなくなるのだった。

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