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第8話
「わお!積極的~」
大智を引っ張り連れてきたのはこの前と同じラブホ。部屋についてすぐ、俺は大智をベッドに押し倒し腰に跨がった。
「ッ、うるせ」
着ている物を次々と床へ脱ぎ捨て、大智の服も脱がせる。服を剥ぎ取ってる時から俺は興奮で勃起していた。
大智のズボンを脱がした所で、下着の前が山になっていることに安心した。
ああ、大智も興奮してくれている。
今日は俺がローションを手に取り、大智の性器に塗りつけた。
「そんなに欲しかった?」
「・・・」
「俺とセックスしたかったんだ?」
「・・・ッ」
勃起してる性器が丸見えだろうが関係なく脚を開いて、ローションで濡れた大智の性器に腰を落としていく。
「解さないで大丈夫なの?」
「いちいちうるせぇ・・ッあ・・うあ・・」
拡げながら壁を擦っていくこの快感が欲しかった。自分の指じゃ届かない奥をいっぱに拡げて欲しかった。
「ああっ、はあっ」
「っ、て、柔らか・・なに、彼氏に抱いてもらえた感じ?」
「んなわけ、あるかっ」
根元まで挿ったところで息をついて、天井を仰いでいた顔を大智に向ける。
俺の腰を優しく抱く大智の顔はニヤニヤしていた。
「ああ、自分でしちゃった?」
「アアッ!うご、くな」
腰に触れてる指に力が入ると、下から突き上げられる。馴染んでいた中が刺激され、俺は大智に覆い被さるように上半身を倒した。
「俺とのセックス思い出してここ、弄ったんだ?」
「やめっ、挿ってんのに指ッ、入れっんな!」
大智の掌がケツを撫でると、挿っている入口に指先が触れた。ローションで滑りがよくなったそこに指先が食い込んできて呼吸が荒くなる。ただでさえキツいのに、それ以上拡げないでくれ。
「上の口はちょー悪いのに、下のお口はちょー素直でいい子。今度からは、悪いお口じゃなくていい子のお口にちゅーしてあげようか?」
「ッ、ヘンタイ野郎っ!」
キツいのが気持ちいいとか、ちょっと変わったプレイに興奮するとか、俺の本心を易々と見抜かれる。二度しか会ってない奴に、本質を見透かされて悔しいけど、今は気持ちいいしかわからない。
されたことのない行為を想像するだけで、体が高揚して快感が倍になる。
「そのヘンタイのちんこが欲しかったんでしょ?もっと拡げて突いてあげる」
「はあっ、やめッ」
後孔で遊んでいた指が抜けると、ケツを覆った両掌が肉を左右に引っ張った。そうすれば後孔が主張して、大智の下半身とぴったり合わさり、奥の奥まで挿ってくる感覚に頭が痺れる。
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