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第233話 ※【R-18】

「お嬢ちゃん暴れてもムダだよ、観念して吉良さんのどデカいの挿れて貰いな♪」 「そうそう、案外クセになるかもよ? あの人に抱かれた女はみんな虜にされちまう」 ボクの上半身を取り押さえる男の人2人が、下卑た笑みを浮かべて見下ろしてくる。吉良さんが下のほうに集中しているのをいいことに、その2人はボクに悪戯を始めた。 両側から胸の尖りを弄りながら首筋に舌を這わせ、そこにがぶりと歯型が残る勢いで噛みつく。 そしてコリコリと胸の尖りを爪で引っ掻いては親指と薬指で摘み、強く引っ張られて背中に電流が流れた。 嫌なのに感じてしまう己の身体が許せなくて、涙を流しながらイヤイヤをする。でも口元は声を出せないように男の掌に覆われて、彼らを拒絶することもできなかった。 「―――おいっ、お前ら何をしている!」 「あ、いや……吉良さん、これはちょっと…その……出来心で……すいませんっ」 「俺は自分の獲物に手を出されるのが何より嫌いなんだっ、知ってるだろ!」 ボクの異変に気がついた吉良さんが怒声をあげ、男の人2人に怒鳴りつける。 萎縮した彼らはすぐさまボクの胸から手を離し、大人しく拘束する側に徹した。しかし彼の怒りは収まらない。 「まぁまぁ、吉良もそうカッカしなさんなって~。こいつらも久しぶりの上物で興奮してんだろ、滅多に見ない逸材だからなぁ」 くくっと喉の奥で笑う亜也斗に吉良さんがキッと鋭い視線を向ける。 けれども彼は何食わぬ顔で組んだ脚の上に肘を置き、顎に手のひらを添えて楽しそうにベッド上で取り押さえられたボクに目を向けた。 「言葉足らずで随分と幼い印象を受けたけど、身体は躾が行き届いてていいねぇ~。無意識に男を誘うよう教え込まれてる。……いや、これは本能かな? 自分の身を守るための」 「だったらどうしたっ、今は俺の番だろ! これ以上邪魔するなら俺は降りる!!」 「そう熱くなるなってぇ、そいつらにはもう手出しはさせない。それにお前もソレ、おチビちゃんの中に埋め込まないと終われないだろ?」 珍しくやんわりと宥めながらも亜也斗は“ソレ”と言って吉良さんのものを見遣る。そこはもうパンパンに膨れ上がり今にも爆ぜそうなほどに膨張していた。 最後に“な?”と尋ねられ、彼は逡巡したあと大きな溜息を吐くと元の体勢に戻り、ボクの脚の間に身体を割り込ませてその怒張したものの切っ先を当てがったのだったーーー…。

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