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桜城家
でかい……
執事を雇うというからにはそれなりの家だとは思っていたが…
着いた先はうちの6倍ぐらいある大きなお屋敷だった。
インターフォンを押すとこの家の使用人が出てきた。
玄関がまず俺の部屋くらいあった。
「こちらへ」
広夢さんの部屋まで着き大きな扉の前に立つ。
「コンコンッ」
木の素材がいいのか?すごくきれいな音がなった。
「お手紙頂いた、要の息子の春咲 歩叶です。」
「入って来なさい」
中からは威厳のある声が響いた。
「失礼します」
そして中には入ると広夢さんの息子さんの資料と俺の部屋の鍵を貰い自室へ向かった。
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