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怖い…

「歩叶君!」 「すいませんでした…」 「歩叶君までどっか行っちゃうの!」 「ん…夢、か…」 硬い…フサフサ… 「は?」 目が覚めて隣を見ると目の前に綺麗な顔が… 「なんでここで寝てるの…」 「起きて!起きて起きて!」 近くにあった消毒液を手に取り歩叶君の周りにこれでもかというくらいかけた。 「やめろよ…おい!」 え?なんか怖くない? 怒ってない? 「あ、あの…歩叶君?」 「うっせーな黙ってろ…クソガキ」 「クックソガキ…」 「歩叶君…仮にも僕の執事なんだよね?」 なんだか凄い切れてるしめっちゃ睨んでくる…

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