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面白い

「ところでどうしたの?サボり?」 「まあ、そんなとこかな?金崎さんもサボりなの?」 「金崎だと美晴お兄ちゃんと被るから光でいいよ、うん、私もサボりってとこかな?あんな暑いのにこんなに人が群がってると流石に抜け出したくなる…本当に運動会って面倒くさい、こんな行事消えちゃえばいいのにって何度思った事か…」 「ふふっ…ハハハハッ!光ちゃん…面白いっ!」 「もう!からかってんの?ったく…しかも今年は学年に一人ずつとんでもないイケメンがいるからたまったもんじゃないよ!1年には高身長のすらっとしたイケメン君の歩叶君でしょ?で2年には謎の超お金持ち、潔癖症のイケメン君の彼方君、3年には彼方君のお兄さんの生徒会長で運動神経抜群のイケメン君の理人先輩…確かに、イケメンだけど何を思ってキャーキャー言ってるんだか…うるさくてうるさくて…ここは動物園ですか?!」 光ちゃんは他の女の子みたいに歩叶君にまとわりつくような人じゃないと思って心の奥で少しホッとしてしまう自分がいて嫌になる。 「にしても…他のイケメン君には全く興味ないけど彼方君の場合可愛いっていうか…」 「はぁっ?!可愛い?僕が?やめてよ!」 「ごめんごめんフフッ…でもなんか猫みたい!伸び伸びとしてて自由で…とんでもないお坊ちゃんだと思ったら凄い面白いし」 「光ちゃんもだよ…あの金崎医院のご令嬢とは思えない…まぁ美晴先生もだけど…」 「さて、私ももうすぐ出番だから行かなきゃ!ってめちゃくちゃ面倒くさいけど…じゃ!また会おう!さらば」 そう言って光ちゃんはドアに向かって行く ガラガラッ

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