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初めて
「着いたよ」
「むっ…り…動くと…ナカ…あたっちゃ…」
彼方はビクビクしながら俺を上目遣いで見上げる。自然と出たのか涙と涎が垂れていて顔がグチャグチャになっていた。スラックスは暗くても分かるぐらいに濡れていて俺の理性を崩していく。
「玄関まで我慢してごらん?」
そう言うと俺の背中にしがみついて必死に立とうとしてるけど腰が抜けてしまったらしく立てそうにない。
「しょうがないな…ほら、おいで」
彼方の首と膝の裏に手を入れ持ち上げる。
「ひゃあ…」
俺も耐えられそうに無いからと少し走り気味で玄関に向かう。片足で彼方を支えたまま鍵をポケットから取り出し開ける。
ガチャ
「彼方っ!」
「んぁ…はぁっ…いゃぁぁ!」
「キスしただけでイッちゃったの?」
鍵を開け中に入った瞬間に押し倒してキスをしたらどうやらこれだけで達してしまったらしい。ローターのせいでいつもよりも官能的に見える。
「ナカっの…出したい」
彼方は急に服を脱ぎだしてさっきまで入っていたローターを自分で取り出そうとしている。でも取ろうとすればするほど感じてしまって手に力が入っていない。
「んー…だせな………よいっ…そ…」
取れなくて諦めたと思ったら俺のベルトを取って脱がしてきた。もちろん俺のソコは勃っていたわけで外気に触れてしっかりと反応していた。じっくりとソコを見られて何気に恥ずかしい
「はむっ…んー」
「…っ!」
嘘…だろ?彼方が俺のを咥えた?今までそんな事は無かった。俺が咥えるばっかりで彼方からはこんな事を一度もした事は無い。驚きと喜びと快楽で複雑な気持ちになる。
「きもちーい?」
「…咥えたまま喋んなっ…」
何回もやってきたのか?と思うぐらい彼方の口の中は気持ちよくてそろそろ限界に近い。
「出す…から…」
てっきり離れるかと思ったら咥えたままで俺はそのまま吐き出した。
「ゴクッ…にがいけど…おいひい…」
「えっ!バッ…彼方!飲み込んだりして嫌じゃねーの?汚えんだぞ?」
「歩叶君じゃなきゃやらないよ?」
ホントにコイツは…
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