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喫茶店のオーナーと甘党の彼_12 ※

 ふぅと息をはき、江藤を体を抱きしめる大池だが、まだその眼には欲を含んでおり、腰のあたりを撫でる手は下へと伸びていく。 「大池、続きはベッドで、な?」  頬を包み込んで言えば、ハイと返事をした後に何か言いたげに口を開きかけたが、結局は何も言わずに口をつぐむ。 「大池?」 「あの、ですね。俺が下で構いません、から」  江藤と付き合うようになり男同士でどうやるのかをネットで調べたといい、江藤に痛い思いをさせられないから自分が受け入れると言いだした。 「なんだ、考える事は一緒だな」  江藤も自分が受ける側でいいと思っていた。その為の準備も大池を思いながらしていた。 「江藤先輩も、ですか?」 「あぁ。だから俺にその役を譲れ」  と大池に軽く口づければ、ハイという返事と共に唇を貪られる。  体を拭くのも惜しいとばかりにそのままベッドへともつれ込む。 「大池、ローション」  いつかこの日の為にと用意しておいたモノを大池へと渡す。  後孔にひやりとしたものが垂らされて中に大池の指が入り込む。 「江藤先輩の中ってあったかくて柔らかい」  意外な感触だったのか、ほぅと息をはいて解していく。  江藤が指示し、指が二本、三本と増えていき、そろそろ大池のモノを飲み込めそうだ。 「そろそろ、お前のが欲しい」  大池のをかたくさせてそこへ自分の中へと飲み込んでいく。 「ん、指で中を感じたより、熱も柔らかさも感じますね」  たまりませんという大池に、 「だろう? お前を思いながら毎晩解していたんだぞ」  そう口角を上げて大池を見れば、真っ赤になりながら江藤を見ていた。  腰を動かしはじめれば「あっ」と声を上げて感じ入る。 「大池、キモチイイ?」 「はい、せんぱい。きもちいいです」  蕩けるような笑みを浮かべなが打ち付ける大池はすごく可愛い。 「あぁっ、ぎゅうぎゅうと締め付けられてたまらない」  中でさらに大きさを増したモノが江藤の良い所を激しく貫く。 「ん、ちょっと、おおいけ、あっ、おま、そこばかりっ」 「せんぱい、可愛い。ここが良いんですね」  親に褒められた子供のように可愛い顔をして。  そんな顔を見せるから余計に気持ちも昂る一方だ。 「ん、あぁぁっ、もう、でる」 「俺も、先輩、あ、あぁ」  びくっと互いに震え、江藤の中に熱いものが放たれる。  江藤が放ったモノが大池の腹を塗らし、それを掌で撫でて感触を確かめる大池はふわりと笑みを浮かべた。 「江藤先輩の中に俺のコレが入っているんですね」  ゆるりと腰が揺れ、放ったばかりで惚けていた江藤にピリッとした痺れをもたらす。 「お前が俺の中で放ったからな」 「もっと俺のでいっぱいにして良いですか?」  甘えるようにそんな事を耳元で囁かれて断れる訳がない。 「いいぞ」  おいでと足を開いてやれば、すぐに大池のモノが中へと入り込んできた。 「ん、おい、もっとゆっくり……、あ、ばか、そこは触らなくて、あぁん」  ゆっくりと自分の中を味わせようと思っていたのに、暴走した大池は止まらなかった。 「でも先輩の乳首も触ってほしいって言ってますよ?」  舌先でチロチロと弄られてたまらず嬌声をあげる。 「大池、やだ」  真っ赤に熟れはじめたその箇所は敏感に感じ、更に江藤を追いつめはじめる。  ちゅうぅと音たてて吸われ、もう片方も摘ままれてたまらずのけ反る。 「そこは、弱いからって、あ、あぁぁ――」  白濁をまき散らす江藤に、吸っていた乳首を離し。 「先に行っちゃ駄目ですってば」  と放ったばかりの箇所へと手を伸ばす。 「やだって、んっ、言った」  再び中を突かれて前を弄られる。 「まって、あぁぁっ」  今度は一緒に行きましょうねと江藤を高ぶらせ、それから抜かずに何発も中へと放ち、やっと大池が落ち着いたときには江藤はぐったりと枕に顔を埋めた。

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