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つ、続きって、えっ、あほあほ大学生サークルのノリみたいな感じで「ぬーげぬーげ」コールされっ? えっ、でもさっきの人達もういねーし、えっ、この人と二人っきりで、この人からなんかえろいことされっ? えっ、ぅえっ、どえええええっ!?
「冗談に決まってんだろうが」
俺、ぽっかーーーーん、した。
「それとも俺と続きしてぇのか」
「どえええええっ!? 違っ、違いまっ!!」
髪、短い、真っ黒だ。
「そんな弱腰でドリル振るえんのか、お前」
背ぇ、高ぇ、百八十はありそ。
「いつまで腰抜かしてんだよ」
低めの声、二十代か三十代かな……。
ひょいっ
剥き出しの床に座り込んだまま、液晶画面越しじゃない生の狐党ボスキャラをまじまじ眺めていたら。
おんなじ男でも惚れ惚れする腕力で引っ張り上げられた。
しかもビリビリな衣装を庇うみたいに、自分が羽織ってた黒スーツ、俺にふぁさぁって……ふぁさぁって……。
「自分の巣穴に帰れ」
「へっ」
「途中まで手下に送らせてやる。間違えて他人の巣穴に落ちるなよ」
「へっ?」
「すんなり擬態するには狡猾で器用じゃねぇとな」
緒方の顔を隠す白い狐面が何もかも見透かしてコンコン笑ったよーな気がした。
でも、帰れるんだ、俺。
よ、よかった……!
エロ拷問とか受けたらどーしよーかと、
「次また会ったらブチ犯すからな」
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