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「ええ!? 日給一六万?」 「そう。つまり時給二万円」 「まままままじですか」 再び忽然と現れた真面目そうなリーマンっぽいおじさんから高給バイトのお誘いをもらった俺。 金に目が眩んでOKしちゃいました。 仕事内容はファンミーティングへの参加だって。 うーん、さすがにファンと対面したらばれるんじゃねーの? 「大丈夫、君なら問題ないよ」 へぇ、そんなもんかな。 まー、確かに四六時中べったりいるわけでもないだろーし、狐党と戦ってたり、ヒロイン活動PRを遠目に眺めるくらいだもんな。 和服とメイド服がコラボしたような戦闘衣装とは別の、振袖を改造したみたいな激ミニ衣装にガーターベルト、渋々履いた網柄ストッキング姿の俺が連れていかれた先は。 どっかのドームとかイベント会場ではなく、とある外資系ホテルのすぅぃぃとるぅむだった。 え、なにこれ? てか他のメンバーは? ナレーション:〈帝国小町〉の過激慈善活動を支える支援部、その支援部の活動を支えるのは様々なオトナタチなのだ! ガールズヒロイン達はそんなオトナタチに真心こめたお礼をしなければならないのだ! 「じゃあ、自分はここで」 「えっ!おじさん帰っちゃうの?」 「大事なスポンサーさんだからね、くれぐれも失礼のないように」 「ええええ~」 聞いてない、聞いてないよー!!

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