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トイレで壁ドン 絶体絶命 こんなの誰かに見られたら、一貫の終わり 「……とりあえず、離せよ。緑川……」 「名前」 この前、自分で仕事とプライベート分けるって言ったくせに! 「環………誰かに見られたら洒落になんない」 「誰かに見られたら……… お前は俺のものって皆にばれて、 変なちょっかい出されなくなるかもね」 そう言って、環は綺麗な顔で笑った いや………? 突っ込みどころ満載だろ! 誰かに見られたらダメだろ! 俺はお前のもんじゃねーし! 皆にばれたら…………無い!! 変なちょっかいってなんだ!? 「碧?お前からディープキスしてくれたら許してあげる」 言いたいことは色々ある 許してもらうような悪い事は……してないと思う でも、こんなとこ誰にも見られたくない キスで大人しくなるならやってやる 環のネクタイをグイッと引っ張った 「お前は相変わらず色気ねーな」 「うるせー」 環のキスを真似した 親指で唇を撫でる 始めはそっと触れるだけのキス 唇が開いたら中に舌を滑りこませた 舌が触れ合って深いキスを交わす 「俺のキスと、そっくり……」 「機嫌は直ったのかよ。なら離せ」 「お前は、本当に可愛いな」   あまりにも嬉しそうに笑うので、なんとなく目が離せなくて、ボンヤリ環のことを見ていた

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