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「……お、碧」 パチ…… 目を開けると目の前に環がいた 「起きれる?朝だよ」 「……体が重い」 「……だろうな。無理して悪かったよ。 …………でも、あれは碧も悪いよ」 段々、目が覚めてきて自分の言ってしまったセリフを思い出す 「……知らない。覚えてない」 「碧。可愛かったな…… 録画しときゃ良かった」 さり気なく恐ろしい事、言ってんなよ! 「『俺のがいい』とか…… どこでそんな可愛いセリフ、覚えてきたの?」 髪を撫でられる 「知らない」 プイッと目を逸らした 「碧が可愛すぎてすげー興奮した。 やり過ぎて、ごめんね?」 環はニヤニヤしてる 絶対、反省してないだろ! 「さ、朝食にしよう。碧。顔、洗って来いよ」 「……」 鏡の前でギョッとする 「環ーー!何だこのキスマークは!?」 ハートのキスマークが3つも並んでる 「ぶっ、くくく……」 「笑ってんなよ!この野郎……」 「ただの虫よけだよ。 碧は俺のものって印」 カァァッと赤くなる ………………もう、一体なんなんだよ 俺のもの……だなんて…………

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