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立てなくなった碧を風呂までお姫様抱っこで運んだ 碧はやり過ぎたせいで、意識がボーッとしてる 風呂で洗ってやるけど、座りながら寝そう 風呂から上がると、フラフラとベッドに向かい、碧は布団に倒れこんだ 俺は今にも寝そうな碧をぎゅっと抱きしめた 寝苦しいのか離そうとするけど、眠くて力が入らないみたいだ 抱きしめたまま、頭をなでなでする 碧はあっという間に寝てしまった 「……碧……好きだよ………… 早く、俺のものになって」 眠る碧に囁いて、首の後ろに噛み跡をつけた ピピピピ…… アラームで目が覚める 「……ん、何時?」 「ふぁ……おはよ。碧」 「おはよーじゃない!なんだ。この時間は!」 碧は朝から怒ってる 「別に余裕だろ?」 「家に戻る時間無いじゃん!」 「なんか必要な物あった?」 「そうじゃなくて着替え! 同じスーツに同じワイシャツ! 意味深すぎるだろ!」 そんなの、わざとに決まってるだろ 雪村の奴……告白なんかしやがって! 「大丈夫!携帯スーツ用リセッOュ持ってる」 「飲み会のまま、朝帰りだと思われるだろ!!」 「別にいーじゃん。いー大人なんだし」 「俺は嫌なの!」 くっきり残る首の後ろの噛み跡に碧はまだ気付いてない そっと笑いながら、支度を済ませた

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