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「なんだよ。如月!昨日は泊まりか〜」 「昨日と同じスーツで出社とか、やらしーぞ!」 碧は会う人会う人に冷やかされてる 俺のスーツにも気付いていたみたいだけど昨日、大量のキスマークで騒がれた碧は皆の格好の餌食だった 「ふ……くくっ」 笑いが我慢できない 碧がジロッと睨んだ 多分、『お前が、笑うなよ。この野郎! 誰のせいだと思ってやがる!』とかかな くすくす笑ってると雪村が近づいてきた 「如月!おはよう」 「お、おー。雪村」 「如月………ちょっと」 雪村が碧の腕をひいた 「な、何!?」 パッと腕を離すとそっと何かを耳打ちしてる アイツは本当にいちいち気に触る奴だな…… 雪村が去ってから、イライラして碧を睨んだ 「目の前で、内緒話とか、寒いんだけど」 嫌がらない碧にも苛ついた 「お、お前……首、噛んだ!?」 雪村に噛み跡、見つかったのか………… 「あー……噛んだ」 理由はどうあれ気に入らない ぐっと引っ張りトイレに連れ込む 壁に手をついて追い詰めた 「碧。他の奴に気安く触らせるな」 急にそんな事、言われてビックリしたのだろうか、碧は赤くなる 「…………」 何も答えないから首を掴んで、噛みつくみたいなキスをしてやった 「ば、ばか!ここ、どこだと思ってる!!」 慌てて引き離される 「雪村の前でやられたくなきゃ自重しろ」 頼むから碧…… 告白してきた奴に隙なんか見せるな

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