「……碧」 パチと碧が目を開けた 「起きれる？朝だよ」 「……体が重い」 「……だろうな。無理して悪かったよ。 …………でも、あれは碧も悪いよ」 可愛かったな 昨日の碧 「…………知らない。覚えてない」 あんなに興奮したの、初めてかも 「碧。可愛かったな…… 録画しときゃ良かった」 今度、ビデオ買いに行こう 「俺のがいい、とか…… どこでそんな可愛いセリフ、覚えてきたの？」 あの一言のせいで理性ぶっ飛んだ 碧の可愛さも考えものだな 「知らない」 プイッと目を逸らしたけど真っ赤だよ。碧 「碧が可愛すぎて、すげー興奮した。 やり過ぎてごめんね？」 ついついニヤニヤしてしまう 「さ、朝食にしよう。碧。顔、洗って来いよ」 「……」 「環ーー！何だこのキスマークは！？」 洗面台から大声が聞こえる 三つに並んだハートのキスマーク 俺の独占欲の証 「ぶっ、くくく……」 「笑ってんなよ！この野郎……」 「ただの虫よけだよ。碧は俺のものって印」 俺の言葉に碧は赤くなった …………やっぱりだ 最近、碧、嫌がらなくなってきてる気がする