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食堂で雪村と話す碧を見かけた 仕方ない 同じ部署なんだし、これくらい………… パッと碧の顔が赤くなる 照れてるような表情で何かを話してる あいつ…………! あぁいう可愛い顔を無防備に見せるから雪村が勘違いするんだよ イライラしながら給湯室の前で待った …………碧、一人だ 引っ張って中に連れ込む 「よぅ、碧。 食堂では随分、楽しそーだったな」 俺が睨むと碧は慌てて言った 「ち、違う!断っただけ!告白の…… 付き合えないって……」 断ったのか………… 「ちゃんと断ったんだ……」 嬉しくて笑ってしまう 「ありがとう。碧。嬉しい……」 そう言って、そっと抱きしめる 優しく抱きしめて髪を撫でると碧は赤い顔で俺を見てた 頬にキスすると目が合ってキュンとする …………どうしたんだろう 碧、なんか、すげー可愛い表情してる…… その時、扉の前がガヤガヤして碧を引っ張り奥のロッカーの隙間に隠れる 給湯室に女子社員が入ってきた キスしたい…… そっと口付ける 何度も繰り返した 碧はやめさせようとして腕をグイグイ引っ張ったけど、頭をナデナデして誤魔化す 「ごめん。碧が可愛くて我慢できなかった」 悪びれもなく言うと、碧は困った顔して赤くなった ……また、可愛い顔をして 碧。そろそろ、俺だけのものになって…………

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