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「ねぇ。俺のどこが好き?」 碧の髪を撫でて聞いてみた 「…………知らない」 赤い顔。照れすぎ…… 碧は本当に可愛いな 「つれないね。碧くん。俺、知りたい」 わざとらしく肩を抱く 顔が近づけて優しく碧に迫る 「せっかく恋人になれたんだ。教えてよ」 恋人のワードに照れたのか、碧は下を向いてしまった …………やば。超かわいい キスする位、近づいて見つめた 後ろに逃げようとする碧の腰を捕まえる 壁際に追い詰めて壁にトンと手を置いた 「ふふっ。壁ドン」 「楽しそーだな。環」 だって嬉しくて…… 「楽しーよ? だって、碧が俺のものになったんだ」 俺の言葉に赤くなる碧 …………本当に俺の事、好きなんだ 「いいね。壁ドン。 俺達、そんなに身長変わらないから、すぐにキスできる」 そう言いながら指で碧の唇をなぞる 「環」 「聞かせて。碧」 後ろ髪をサラッとすいて、じっと見つめる 「お、お前だって…… そんなの、言えないだろ!」 真っ赤すぎる 笑ってしまいそうなのをグッと耐えて手を繋いだ 「いや?言えるよ。なんだ。碧…… 俺に愛の告白、されたかったの?」 可愛い碧の為ならいくらでも言ってあげるよ 「え?え?違………」 「仕方ねーなぁ」 慌てる碧にキスをした

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