ティアの優しい指先が、胸の両先端を器用に刺激していく。摘んだり、ぐりぐりしたり、こねこねされてるのは分かる……。分かるんだけど、何でそこにこだわるのか不思議に思っていたのは最初だけで、勝手に身体も熱くなるし息も上がってくる。 完全に身体の反応に頭がついて行ってない状態……だけど、じわじわとした痺れのようなものが皮膚の奥底から湧き上がってきて戸惑う。 「虹、ここはね男の子でも性感帯なんだよ。」 せい…かんた……い…… それって気持ちいい所って事だよね……。 「っ…んっ……」 はふはふと呼吸しながらも勝手に声が漏れちゃう…。 や……何……これ？ 「ほら……乳首がぷっくりしてきたね。」 可愛い……そう言いながら、、、ティアがそれを口に含んだ。 「あっ……っんっ」 突然の口内に包まれ、ぬめった舌のうごめく刺激に堪らず、自分のものではないような高い声が出る。 恥ずかしくて自分の顔を両手で覆うけど、ティアが優しく俺の手をどかして顔を覗き込む。 「気持ちイイね？……ほら……ココも おっきくなってる。」 優しくティアに触れられた下腹部は、自分でも分かるくらいジンジンと熱くなってさっきから 痛い。 「んっ……ティア……俺……どう……なってる…の。」 ジンジンする箇所をバスローブの上から優しく上下に撫でられるだけで身体がビクビク反応しちゃう。 「あっ……あんっ……っ。」 どうしていいか分からず、ティアの首に腕を回わししがみつく。 「……ここ、辛いから…楽にしてあげようね。そのまま、力抜いて僕に全部任せて、感じて。」 頭の中でティアの言葉を反芻するも、理解が追いつかない。スルスルとティアの手が俺のバスローブの下肢の隙間から入り込んで、さっきから熱くて仕方ない俺の男の子の象徴に直に触れる。 もう、恥ずかしくて顔が心臓になったかのようにドクドクしてるのが分かるけど、それよりも、早く、解放して欲しい衝動に駆られて、涙が滲む。 生まれたての小鹿の様に両腿が震える俺を宥めるように、額、首筋、胸に啄む様にキスをくれた。