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第42話

声の主、俺のパートナーのティアは青海と俺の顔を交互に見比べて何か納得したのか…… 「虹はとてもウブだから、あまりいじめないであげてね青海。」 と、ちょっとイタズラっぽさを含んだ笑顔で笑うと、昼食をとりに向かう為大食堂へと誘導してくれた。 途中レキも合流して四人でテーブルを囲む。ちょっと時間がまだ早かったから人もまばらでスムーズだった。 俺は、いつもと同じお肉と色鮮やかな野菜炒め。レキはオムライス、と日替わり定食。わぁ……やっぱり身体が大きいからよく食べるんだな……。ティアと青海は青いご飯の……多分焼き飯なんだろうか……。二人とも少食だな。 「虹は、青い色のご飯苦手なのか?」 レキが咀嚼しながら次にほおり込むであろうオムライスを大きくスプーンで切り分けながら話す。 「ちょっと、食べながら話さないでくれる?行儀悪い。」 すかさず青海が注意している。 ほんと、この二人今朝会ったばかりとは思えないな……。 「う、うん 鮮やかなご飯の色だけはちょっと苦手かな……。」 ってか俺が青いご飯苦手なのなんで分かったんだろ……。 「虹は考えてる事すぐ顔に出るからね。」 クスクスとティアに笑われる。 うう……。全部お見通しなの……恥ずかしいな……。 そんな、俺分かりやすいのかな……。 ガクッと項垂れる。 それを見たレキとティアは笑って、青海は呆れた顔をしていたのが視線の端に映った。 ──── 食事が終わって、研究所内を案内する話もあったんだけど、今日は朝から色々あったし各ペア部屋でゆっくりすることになった。

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