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act.5三日月サプリ<69>*

「葵、あいつらに触られたとこ全部ちゃんと洗った?」 ただ見学しているのも暇だ。京介が暇つぶしに確認すれば、少し固まった後頬を染めて首を縦に振った。そうした仕草もまた京介を煽る。 「本当に?」 「ちゃんと洗ったよ。なんでそんなこと聞くの」 確かめるとむくれたような表情で唇を尖らせてくる。葵なりに恥ずかしいらしい。優しくしてやりたいが、苛めたくもなる。 「こっち来い、葵」 手招けば葵は疑いもせずに近寄ってくる。信用されていること自体は嫌ではないが、こうした雰囲気をもう少し学習してほしい。そうでないと本当に望む関係には程遠い。 淡いピンク色の泡を纏った葵が距離を縮めてくる。お互い裸だということも気にせず無邪気に膝の上に乗ってくるところが憎らしかった。つるりとした肌が触れるだけで京介がどう感じるかなど、全く気付いてない。 「確かめていい?」 「何を?」 後ろから抱えるような体勢に変えながら問いかければ、再び泡を掬って遊び始めた葵は不思議そうに後ろを振り返ってくる。 「ここ、洗えてるか」 「んッ…洗った、ってば」 脇から滑り込ませた両手で胸の突起を摘めば、葵からは非難の声が上がった。本当なら声の響く浴室で手を出すつもりはなかったのだが、葵がもう少しここに居たいと言うのだから仕方がない。 「こうやって洗った?」 「ちがッ…や、だ…さわ、ないで」 さっき少しだけ触れた場所を指先で弾いてやれば、慌てて葵が京介の手を引き剥がそうとしてきた。 「葵、声我慢な。外に聞こえるから」 体を跳ねさせる度にあがる水音と共に葵からは甘い声が漏れてくる。それを指摘すると、葵は素直に自分の口元に手を当てた。 ビンク色の突起はすぐに芯が通ってぷくりと立ち上がる。元々の敏感さもあるが京介がずっと悪戯を仕掛けてきた成果だ。それに双子から弄くられた名残もあるのか、少し腫れた感触がする。 「こんぐらいで泣いてどうすんの、お前」 水面に浮かぶ泡を指で掬って塗りつけるように撫でるとその刺激すら苦しいのか、葵がイヤイヤと首を振って訴えてくる。目元には既に涙が滲んでいた。 「ん……きょ、ちゃん……んぁッ」 「そのうちここだけでイケそうだよな」 摘んだ突起を少し力を入れて引っ張れば白い背中が弧を描く。こちらの動きにいちいち可愛い反応をするのだから京介だけでなく、周りもこうして手を出したがるのも無理はない。 それに、揺れる泡の下ではっきりとは見えないがまだ幼さの残る性器が勃ちあがりかけているのも窺える。

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